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新しいお仕事、スタートしました

ついに、新しくお仕事が決まって、8月末から仕事がスタートしている。

フリーランス専門のエージェントに登録して決まった、アパレルのECサイトのディレクションのお仕事。
これからは、4月から続けているお仕事と並行して2つのお仕事を両立することになる。

4月から続けていたアクセサリーのECサイトのお仕事だけでは収入も厳しく、かつ時間もかなり余っていて、ずっと仕事をしながら別のお仕事探しを続けていたけれど、Webサイトのディレクターの求人は多くても、ECサイトの運用ディレクターとなると、求人数はぐっと減って、なかなか決まりそうで決まらなかった。


だけど、うまく流れに乗れば、それまで苦戦していたのが嘘みたいにあっという間だった。
たまたま登録したエージェントとの相性が良かったのか、トントン拍子でお仕事が決まり、無事スタートした。


新しく決まったお仕事の会社は、大手アパレルを専門にECサイト制作、運営をしている会社で、扱うECサイトの規模は大きい。

今やっているアクセサリーのECサイトのお仕事と比べると、どちらも同じ「ECサイトディレクター」という仕事だけど、私が関わる内容の範囲、求められていることはかなり違う。
どちらも違った面白さがあるし、並行して仕事をする上では、すごくいいバランスだと思う。

新しく決まったアパレルECの制作会社は、私が東京にいたときのメーカーでのアパレルEC経験を大きく評価してくれて、採用してくれた。

今回私が担当するブランドは、前に東京で仕事していたアパレルの会社と規模の大きさが似ていて、私は、東京にいたときにやっていたような仕事内容を、まさか地元に帰ってもまたできることになるなんて、思ってもいなかった。

それは、ここ数年、世の中がすごく変わって、「フルリモート」でも働くチャンスが増えたおかげだと思うし、そこに私はかなり恩恵を受けていて、すごく感謝している。

もし、今こんなにも世の中にリモートでの働き方、というものが普及してなければ、私は、地元では自分の東京での仕事経験は生かすことができないまま、地元でどんな仕事をすればいいか分からず、今もずっと苦しい思いをしていたかもしれない。

現に、5年前に東京から地元に帰ってきてから、何度か就職活動をした時期も、私の「アパレルEC経験」にマッチする仕事は、なかなか見つからなかった。
厳密に言うと、あるにはあるけど、求人数はかなり少なかったのもあって、地元エリアではそこまで真剣に探していなかった。

そう考えると改めて、フルリモートの、募集エリアが「全国どこからでも」というのは、応募する側も、採用する側もメリットが大きいよなあ、と思う。

とはいえ、今回のお仕事は、東京にいた頃の仕事とは若干違って、今回私はメーカーではなくて、制作会社からの業務委託で、フリーランスとして働くことになる。

求められていることも、メーカー時代とは少し違うし、システム寄りの内容も多くて、早速横文字のオンパレードに若干ついていけてなくて不安もかなりある。
だけど、これも経験、と思って、どんどん吸収していきたい。

仕事のことはいったんなんにも考えたくないニート時代を経て、今年に入って、今の自分に一体なにがやれるのかを考えた結果、「ECサイトディレクターの経験者」としてフリーランスとして本格的に仕事を探そう、と決めた。
だけど仕事を探すなかで何度も、「私の東京でやってきた仕事って、意味があるものだったんだろうか」「経験者として、本当に私に価値はあるのだろうか」と、自分に自信がなくなったことは、たくさんあった。


それでも、「私にできることをやるしかない」という精神で、諦めずに仕事を探すなかで、私の経験を「価値のあるもの」として評価してくれて、必要としてくれた、新しくお仕事が決まった制作会社や、4月から働いているアクセサリーの会社。
そして、それらのお仕事が自分のペースである程度自由に、フルリモートでできる、という環境。

今までずっと、「働くこと」に対してわけもわからずつらかったり、苦しい経験が多かった分、それらに今すごく感謝している。

今まで私は、仕事に対して、冷めた感情しか持っていなかった。お金さえ稼げればそれで良い、って、そう思っていた。
「仕事を通して成長していきたい」なんてセリフは、今までの自分であれば、そんなの綺麗事でしょ、って鼻で笑っていたかもしれない。
でも今は、心からそう思っている。

これから仕事を通してもっと自分が成長できるように、そして会社にも貢献できるように。
自分のペースで無理せず、頑張っていきたい。

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