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マリオネットの罠


マリオネットの罠/赤川次郎

読了です。

あ〜!おもしろかった!!!
素直にそう言えるくらい最後までハラハラして楽しかった、どんでん返しとはまさにこれですね。

あらすじ
「わたしは脆いガラスの人形と言われていた」地下に幽閉された少女と都会で起こる連続殺人事件。その関連性とは何なのか。深い林にある館にフランス語家庭教師として雇われた上田修一。彼が館に訪れてから運命が狂い始める、、。

こんなかんじかな?
書けること少ないーーー!だってうっかりネタバレしたくない!!!
これが長編処女作ってほんとに??今更だけど赤川次郎さすがすぎないか???

わたし的に火車は事件を解決していくその過程と登場人物の心情が好きだったんだけど、マリオネットの罠はシンプルにそこにある仕掛けがおもしろい、そして過程もいいけど最後が一番!こういう爽快感、脳にとってもはや麻薬と言ってよい、、

仕事が忙しいときには自分と全く違う世界線で起きている話のほうが心地いい。登場人物に全く共感できないくらいでちょうどいい。

20代女性は考えることが沢山あって大変だ!
でもどんな選択をしても、立派なんかじゃなくていいから自分の生き方を誇りたいな。結局は他人の人生に憧れて真似しても納得できないので、自分が納得できる生き方をすることが大切。

マリオネットの罠の雅子だってそう。自分だけ他人より劣っている、その意識が強すぎて自分を特別なものだと捉えすぎた、自分に納得できなかった。それは他人のせいもあるけれど、他人のせいだけにはできない問題なのよ、本当は。
間違った自尊心、自意識は災いのもと。

そのときどきの自分に合った生き方をしたいねえ。


何の話????


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