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嫌な予感的中…天に召されかけたその後

今日もお疲れ様です。
夕食にカレーを作りました。辛口です🍛


中3の時車にはねられて入院→退院後の話。

退院して1週間経過したある日の朝、ベッドから起きようと上半身を起こし、足を床に下ろそうとしたが痛くて動かせない。
少しでも動かすと腰にも激痛が走り立つ事をやめる。
1階から母が私を呼ぶ。
「いつまで寝てるの!起きなさい!」
私は大声で叫ぶ。
「母さーん!足が痛くて立てない!」
「ハァ?」
バタバタと母が階段を上がってくる音が聞こえる。上がりながら「全く、もう…」と文句もついでに聞こえる。

ガチャ ドアが開いて母登場。
「どういう事?昨日は歩けたでしょ?」
「そうなんだけど今起きたら腰と足が痛くて立てないんだよ!」
私の手を持って引っ張るが酷く痛がる為、急遽病院に連れて行かれた。

跳ねられた時に運ばれた病院に到着。
以前診てもらったDr.の診察室に通される。
歩けない為車椅子の私に色々聞く。
いつからなのか、なる前はどうだったのか
痛みはどれくらいか、など。
退院してから1週間と言ったら
「もしかすると事故の後遺症かもしれない。」
と言われた。
それはあくまでも、仮説の話。
レントゲンを撮り、またDr.の話を聞く。
背中から腰にかけてのレントゲンを見ながら深いため息をついて一言。

「君は…骨が汚いんだね…」

何ですと?骨が汚い?汚いだーーー!?
初めて聞いたぞ!でも………何か嫌な気持ち。
顔が汚いって遠回しに言われたような感じがしたのは何故でしょう?😭

「しかも腰の骨の一部分が三角△の形に欠けているんだね~へぇ~珍しいね~」

「へっ?」

Dr.がレントゲンの腰の部分を指し、ココ!と言う。
確かに腰の骨の角がキレイに三角△の形に欠けている💦

「これ、大丈夫何ですか?」訪ねたら
「多分生まれつき、問題ない。」と言った。

「交通事故の後遺症かどうかは分からない。
ただ、今は腰と足の痛みを取らないといけないから痛み止めの注射しましょうか。」
服を上げ左の二の腕に針を当てる。
針をゆっくり刺していくが、すんなり入らない。何度も何度もやり直し、ゆっくり針を刺す。
しばらくして
Dr.がいきなり手を止めた。

「ん~~?針がこれ以上入らないなぁ?二の腕が凄く硬いんだけど何かスポーツしてる?」
と聞く。

「あー学校で入っていたクラブ、体操部だったからですかね?」

「ああ、それか、だから筋肉が固くて針が入らないのか。」
Dr.はそう言って私の二の腕に針を刺したまま両手を離した。
「見てご覧、腕が硬すぎてこれ以上入らないから。」
Dr.はニコニコしながら私に自分の二の腕を見ろと指示をする。
顎を左に向けて見えたのは
私の二の腕に針が刺さったまま、ブラブラ注射器が上下に動いているあまり見た事がない光景?
だった。

これは…やっていいのか?
注射器から手を離していいのか?
Dr.は楽しんでないか?
色々頭に浮かんだ。

Dr.は
「抜いていいかなぁ?ちょっとこのままじゃ無理だからお尻に注射するね!」
お尻ーー!?

思春期で恥ずかしかったのだが、抵抗も出来ず、仕方なくお尻に注射。
お尻の注射も結構痛かった。

痛み止めの注射を打ち自宅に帰ったら、腰と足の痛みはかなり楽になりゆっくりだけど歩けるようになった。

が、
私は不快な気持ちだった。
レントゲンだけで骨が汚い事が分かるのか?
体の中にある肉眼では見れない骨を汚いと言われたら、ハイ、そこの貴方、どんな気持ちになりますか?
前にも書いたけど、自分の顔が汚いとか、心が汚いとかって言われた感じしません?
             (私だけ…😓)

今、病院でDr.に言われたら
他の人の綺麗な骨を見せて下さい!
何処が綺麗か説明して下さい!
私の骨の何処が汚いか隅から隅までズズずいーと説明して下さいと言おうと思う。

それに

注射器を二の腕に刺したまま離す事は止めて頂きたい。

しかし
確かに当時の私の二の腕は相当硬かったので
針を刺すDr.は苦労したと思う。
それは謝る。

すまん…💦







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