地方に未来はあるのか?(その1)
テーマ:地方創生・SDGs・コミュニティ作り・教育・デザイン
「忙しくて1時間も本を読む時間がないよ!」というあなたの為に、地方の未来の鍵を握ると言っても過言ではない著書「持続可能な地域のつくり方−未来を育む「人と経済の生態系」のデザイン−」(著者:筧 祐介)の要点をまとめました。
持続可能な地域とは「人と経済の豊かな生態系」が息づいた地域
この書き出しで、頭を悩ます人も多いことでしょう。
「持続可能ってなんだよ!」「生態系の話?!」
慌てないでください。
一つずつ、確認していきましょう。
★ 持続可能性とは? ★
持続可能性とは、生物的なシステムがその多様性と生産性を期限なく継続できる能力のことを指す。
なんとなくわかるような…わからないような…
逆に、持続可能でない村を例に考えてみましょう。
持続可能でない地域では、人口流出・少子化が進み、存続できなくなるおそれがあると言われています。村の人の声を聞いてみましょう。
村人A:若い人が村にいないのは、みんな近くの町に行ってるからだよ。あっちの方が仕事も沢山あるからな…(若年人口の減少)
村人B:最近は結婚する人も減ってるような気がする。俺の友達でも結婚しなくても良いとか言うやついるし…(既婚率の低下)
村人C:私には息子が1人いますが、村には保育園の数も少なく、待機児童も出ています…夫の稼ぎだけじゃ足りないから働かないといけないんだけど、この状況で2人目は難しいかなと…(夫婦あたり出生数の減少)
このような状況に陥っている市町村が多いのではないでしょうか?
村人たち:このままでは私たちが住んでいる地域の子どもたちの未来は…
そう頭を抱えている市区町村長や、危機感を覚えている地方の人たちも少なくないでしょう。
安心して下さい地方に住んでいる皆さん。
皆さんがこの本を読み、実践さえすれば、子どもたちのために明るい未来を築くことができます!
kindleのprime readingで答えが知れるなんて…。
便利な世の中だ。
この本では、地域の持続可能性とSDGsを理解する(知識編)と持続可能な地域づくりを実践する(実践編)の二つのパートから構成されています。
それぞれのパートを自分なりにまとめました。
気になる方は続きをお読み下さい。
では、また会いましょう!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?