見出し画像

プライベートには

    (約900字)

おばさんのプライベートなんか興味がある人は少ないと思いますが、ある方の記事を読んで書いてみようと思いました。

このライブ感がある熱狂する映画を3回観ました。
プライベートをあまり書いてみようと思わないのは、以前にも理由を記事にしました。

この映画は、流行り病の始まる頃に封切りされました。実在したミュージシャンの話でしたから人気を博し、ロングランで公開されました。

付き合っていたパートナーと一緒に観ました。
ストーリーに引き込まれて、その後に一人で観ましたが、彼も同じく一人で観に行っていました。

価値観が違う人だったから、全く気持ちが通じないことが多く、悲しくなりました。

書くことが好きな私の記事を、ほとんど読まない人でした。
理解できないことは、そんなに障害になると思いませんでしたが、体の距離と心の距離は付き合いのバロメーターだと聞いたことがありますが、その通りです。

私は会わない選択をしてから、好きだった気持ちが嘘のように冷めてしまいました。
近くに住んでいれば、いつでも会えるというのは、「会おうとすれば会える」とは違います。

気持ちがなかったら、体の距離は海外に住んでいるのと変わりません。

nobuko fjさんの記事で思い出しましたが、
やっぱりあの頃の私は消えていました。

映画を観ても、本を読んでも、泣かない人でした。
最初は男性だから泣かないように生きているのかと思いましたが、今思えば、共感性が低かったのかもしれません。

寅さんの一番新しい映画で、私が理解できない場面で少し泣いていて、大笑いしました。
意味が分かりませんでした。

辛いことや悲しいことを、静かに聞いてくれたけれど、ずっと一緒にいたいとは思えませんでした。
共感して、noteで書くことに感想を言ってくれたら、多分、違いました。

気持ちは心の距離を縮める。
書いた内容を共感してもらえる私たちは、文章が書ける能力で、ひとより得をしています。

伝えることが下手でも、
文章を書く以外で表現できれば、やっぱり好かれます。

それは、一輪の花だったり、召し上がってもらえる食べ物だったり、好みのデザインの身に付けるなにかだったり。

人生は、それを一つずつ探す旅です。



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?