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島旅(子どもと旅の思い出)

この内容は2011年10月頃の内容を
記憶を辿りながら備忘録的に紹介してます。

小さな島。
コーラルリーフに囲まれ
エメラルドグリーンが岸の寸前まで優しい波とともにきている。
まるで島を守るかのように美しさを保つ。

私は友人とベビーたちとともに
羽田空港から初のベビ連れでフライトを果たすことになる。

赤ちゃんと楽しいフライト


ベビ連れで飛行機に乗る。

ママ達にとってはかなりハードルが高くなる。
私たちもかなり試行錯誤で様々な事を想定して
コンパクトにまとまるアイテムをリストアップ。

生後1歳1ヶ月のベビーちゃん女の子。
生後11ヶ月のお友達のベビーちゃんも女の子。

座席はトイレに近い場所。
最後にゆっくり降りる事も考えて、一番後ろがベスト。CAさんにも困った際に直ぐに対応してくれるからだ。

そして、フライトの離陸、着陸時の気圧の変化。

ベビーちゃん達は気圧により、耳に負担がかかり泣いてしまう。大人なら耳の調整が可能だが、ベビーちゃんには何か飲み物を飲むという動作で、空気抜きのように促す。完母の私たちは直ぐに飲ませられるようにケープと哺乳瓶を用意。

フライト中はほぼ抱っこしたまま、着陸の際に泣く事を想定し、着陸のアナウンスを聞いて早めに授乳開始。

途中、深い眠りで夢の世界へ。無事に着陸した事に安心して、ようやく那覇まで来たという実感も湧いた私たち。

フライトの離陸、着陸の際は、安全上の理由から抱っこ紐から赤ちゃんを抱っこ紐ナシの状態にしなければならない。

抱っこ紐を外すと泣いてしまう子が多いと思うので、その時用にも何かアイテムが必要です。


飛行機からフェリー

ベビー達とヒヤヒヤしながらのフライトで
ママ達もぐったり…

ベビー抱っこで、預けていた荷物を受け取る。
スーツケースを転がしながら空港エントランスを出て、明日の早朝に乗船するフェリーに乗り遅れないよう、港近くのホテルへタクシーにて移動。

少し疲れていたので、その日は宿でゆっくりと休息をとる。
翌日のフェリーは「那覇港」からの出発。
一日、一便のみのフェリーには絶対に何がなんでも乗船しなければならない。
スマホの目覚ましをセットして就寝。

朝5時過ぎ起床。那覇港まで予約していたタクシーで移動。
ベビーを抱っこ紐で背負い、荷物を持って、船着場のチケットカウンターにて
チケット購入。初めてのフェリー乗船となった。

那覇港の待合所には、那覇から鹿児島方面のそれぞれの島へ帰省する人、
旅人や仕事で移動する人が少しづつ集まってきた。

6時45分フェリーへの乗船アナウンスが鳴り響く。
それぞれが荷物を持ち、大きなフェリーの階段を登っていく様子が見えた。

フェリーの一番安い部屋は共同の大部屋。
与論島までの乗船時間は5時間ほど。
ベビーにもママにもほっとできる束の間の時間である。
枕も毛布も貸してくれるので、休息がとれるようになっている。

たまに揺れる感覚がふわふわしてしんどい時は
デッキに出て、白波を立てる水面を見たり
一緒に着いてくるカモメを見たりして
暖かい海風を頬に当てていた。

のんびりと海外へ渡航した気分。

ゆっくりと島が見えてきた。
与論港に到着。

お迎えの人たちが与論港に来ていた。

お迎えのバスに乗り、宿泊先へ移動。
揺られて数分で、ドライバーの人とも話が盛り上がった。

与論に興味津々な私と友人。
島人にはかなり好印象に映ったらしい。
景色は長閑なサトウキビ畑の風景が続く。

しばらくドライバーの人と話していた矢先…
大量のバッタと遭遇。

バスの窓から前後左右、、大量のバッタが入ってきた。
B級映画に出てきそうなシーンだった。
あまりの大量発生?に大笑いしてしまった。

大自然と共存している証拠を目の当たりにした私たち。

最初の島の
歓迎を受けることとなった。

Travel date 2011.10 
Publication date 2021.3.9 ©️Chiaki N

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