家に受け入れてもらうということ
佐渡で住む家を探して空き家を見て回っていた友人が、ふと言ったひとこと。
「家に受け入れてもらえるかどうかを見てるんだ」
実家・大学の留学生寮・海外の宿・東京・奈良と、普通の賃貸などにしか住んだ経験がなかった当時の私。しかもちょうどその時期は、会社を寿退社したにも関わらず徹くんと婚約破棄し、家無し状態🤣全国を車でまわりながら、毎日違う方のお家に泊まらせてもらっていました。
(アーティストグループ CHAPAWONICAの相棒・まゆはんと共に「今日○○県から〜〜県まで車で移動してます🚙道中どこでも、泊めてくれる方募集します💓」なんて投稿して、初めましての方のお家に泊めてもらってた🤣タフすぎる…今は絶対できない。爆 そして皆様、本当にありがとうございます)
そんな経験から
『家=自分で決めるもの。住みたいところを選ぶもの』
と思っていたので、友人の言葉に心底驚くと共に
「家に受け入れてもらう…?どういうこと…?😧全然わからない」
と「???」だらけになっていました。
***
時を経て、佐渡のおばあちゃんの空き家(徹くんのお母様のご実家)に引っ越してきた今。
「家に受け入れてもらう」ということ。そして、その大切さ。すっごく良くわかります。
(↑動画は無邪気な雪遊びというより、雪の神様・スピリットから力をもらっております🤣ゴロゴロ転がって、全身浄化してもらおう!!どんな感じするかな🥺ワクワクドキドキ…!という遊びという名の、シャーマン修行の日常です😇)
私の前にも、この家にたくさんの友人が住んでくれていたこと。お仏壇に毎日手を合わせてくれていたこと。みんなのおかげで、今のこのお家があるんだよなぁ…しみじみ。
大勢の方が暮らしていた、古くからのお家に住ませてもらうことのあたたかさと心強さ。
もちろん大変さもいっぱいあるけど🤣(一昨日、見事にトイレの手洗い場の水道が破裂。天井裏の配管から水が垂れてくるという…修理してくれたとーるはま・宮内くん、本当にありがとう🥺)
新築やマンションには決してない、深くて優しい味わいがあるなぁ。
佐渡で他の人のお家に行くの、めっっちゃ好きです🥺どのお家も全然違うから、毎回感動&ドキドキしちゃう。エネルギーの違いを感じるのが楽しい。家のつくりも、どこも凄い!!今だったら絶対にできないような、立派な木を使った細やかな装飾のお家なのです。みんなのお家の神様にご挨拶するのもすごく好き…🥰
島の伝統的な古いお家って、昔の私には「重い」「怖い」と感じるようなものでもあったけれど、今は感謝と幸せが湧いてきます。
見えない世界の勉強が進むにつれ、色んなものを怖く感じなくなった😳
自然の力と、見えないものの力が圧倒的に強い佐渡ヶ島。共生というよりも、そのものの中で暮らさせてもらっているという意識の方が強いかもしれません。
魑魅魍魎、妖怪的な存在、虫、いろーんな人間。どれもいて当たり前。
全ての存在に敬意を払って、自分のお預かりしている領域(お家や住まい)を大切に清めて空間をつくる。自然と守られる、あたたかな場所になる。それは境界線が引かれることにもなる。
それぞれの在り方や性質を大切に尊重することで、平和に暮らせるのだろうなぁと思ったり。
そして、自分自身が一部であり、全であることを忘れない。
佐渡の、幸せな冬です☃️
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?