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通勤読書感想文「寝てもとれない疲れをとる本」後編

前編に引き続きお読みいただきありがとうございます。
後編では疲労回復のコツをテーマにしていきます_φ(・_・

ちなみに前編はこちらです

それでは後編

心地よい状態にあると体は自ずと元気を取り戻す

まず、大前提。
人間は個体差の激しい生き物ということは前編でも少しお話しましたが
心地よい状態も人それぞれ
体質を変えることはもちろんできなくはないですが時間がかかります。
いい習慣と言われるものを取り入れようにも
それが心地悪ければ結果疲れになるので
この後に紹介する内容を取り入れる際も無理なく徐々に「心地よい」を意識してみてください:)

食べたもので体は作られる

こんな見出しを書いておきながら
本当のポイントは食べ方でした
胃腸が疲れてる時はどんないいものを食べても吸収できません

まずは胃腸の疲れをチェック
舌を見ることで簡単にわかります

舌で健康チェック
健康な舌
①舌の形:舌先が綺麗に尖った二等辺三角形
②舌の色:中トロのような薄ピンク
③舌の苔:白色で薄く、舌の表面が透けて見える
不健康な舌
①ぼってと分厚い→胃腸が弱ってる
舌先が丸い→水が溜まってる
側面に歯形がついてる→水の取りすぎ
②血色が悪く白っぽい→胃腸が弱ってる
赤みが強い→食べ過ぎ
赤黒い→血流が滞ってる
③苔が黄色っぽい→カロリー過多
苔が分厚い→水の代謝が落ちて体が冷え気味
ところどこと苔が剥がれてる→胃腸が弱ってる

胃腸が疲れている時はまず休めてあげる

体に休憩が必要なように胃腸にも休憩が必要です
疲れのサインが出たら労ってあげましょう
目指すは心地よいこれが大切
苦しくなるほど食べるのはもってのほか
具体的に休めてあげる方法は
・1日2食
・寝る3〜4時間前は食べない
・「早食い」「ながらぐい」を辞める
簡単に説明すると
・1日3食は本来食べ過ぎです
2食にしても栄養失調にはなりませんが、いきなり2食にするのはきついと感じるかもしれないので3食のうち1食をスープに変えるなど無理ない程度に変えていくといいかもです
・寝る前に食べないはよく聞くと思いますが、体が休むための睡眠時間に胃腸がフル活動してたら疲れも取れないですよね_(:3 」∠)_
・早食いに関しては噛まなさすぎ
口も消化器官の一つで唾液も消化酵素ですがその過程をないがしろにして、消化作業を胃に押し付けてるのが早食い
ながらぐいは、脳が他のことを考えてるとき交感神経が優位になります。でも胃腸の働きを司るのは副交感神経。この2つはセットになってて一緒に働けないので交感神経が優位ななかで胃が働くのは酷なことなんです

味で選ぶ回復食

回復食って断食の後とかに食べるやつっぽいネーミングになってしまいましたがそういう意味ではないのであしからず、、。
食べ方はなんとなくわかったところで
何食べたらいいのかについてです。
薬膳とかいいなって思うけどイロイロ考えて作るのめんどいし、結構お金もかかるのでもっと簡単な方法として味で選ぶってゆうのがあります
ここでもタイプによって回復する味が違うのでそれぞれご紹介
・木:活発で乳酸を溜めたすいこのタイプには酸味
・土:食べ物をエネルギーに変えるのが苦手。パワー不足タイプには甘味
・金:ストレスを溜めて呼吸が浅くなりがち。血流改善したいので辛味
・水:水分のコントロールがイマイチで足りなくなったり取りすぎてむくんだりするタイプ。塩辛味(塩味+苦味)

帰宅後の夜の過ごし方を一工夫

仕事が終わって家に帰ってすることで共通してることといえば
入浴、食事、睡眠
多分ほとんどの人に共通してるかと思います(健康法として食事しない人もいるかもしれませんがね)
工夫と言っても順番に気をつかうだけ
入浴→食事→睡眠
この順番でスムーズに入眠しやすくなります。
よく睡眠の本に書かれている自立神経で考えるとわかりやすかも
入浴(交感神経)→食事(副交感神経)→睡眠(副交感神経)
現代人はただでさえ睡眠不足なので少しでも睡眠の質をあげましょう:)

睡眠不足を補う15分間のお昼寝

もはや現代社会で睡眠不足に陥るのは、会社に勤めている方なら避けされないのが現状。いっぱい寝ないといけないことはわかってるけどそうもいかないんですよね
状況によってできないかもしれませんがお昼寝は15分であっても夜の睡眠の2時間に値するほどの威力を持ってます
著名な人で言うとアップルのスティーブ・ジョブズもお昼寝を習慣にしていたそう他にも歴史上の人物では、ダヴィンチ、ナポレオン、エジソンといったすごい人たちもお昼寝していたそうです。
何か大きな功績を残すには作業効率をあげるための体調管理が必要なんですね

疲れを溜めない息抜き上手さんに

一日のほとんどを仕事に費やす方は多いのですが、そんな仕事中にちょっとした息抜きを上手に加えてあげるだけで疲れの溜まり方は随分変わってきます
例えば、席を立って大きく深呼吸してあげるだけでも過剰になった交感神経の緊張を和らげてくれますし、
ランチに気になるお店に行ったり
ご褒美のおやつを買ってみたり
ちょっとしたワクワク感を加えて上げるだけでも随分変わってきます
ただ、毎日のルーティンにしてしまうと効果は減ってしまうのでご注意を

大量に汗をかく運動は逆効果!?

運動で息抜きってゆうのも良いのですが大量に汗をかく運動は、逆に疲労させてしまうことも、、。
汗にはデトックス効果はほとんどありません
でもミネラルは失われるのでまたそのミネラルを補給してあげないと不調の原因となってしまいます
じゃあちゃんとスポーツドリンク飲んでやったら良いじゃん
ってそんな単純じゃないんですよね
一度出たものをまた入れる間も臓器は一生懸命働きます
必要なものは外に出さない、出ていってしまったものは補給するって程度で
わざわざ必要以上に外に出すようなことはしないほうが本当はいいんです
小ネタ
スポーツドリンクの種類
・アイソニック(等張性):運動前にとると良い
・ハイポトニック(低張性):運動中・運動後にとると良い
アクエリアスやポカリなどはアイソニック系で糖分が多めです。運動中にとると逆に疲れやすくなってしまうかも

ツボ押しの効果を高める

この本の著者さんは鍼灸師さん
ここでおうちでツボ押しやお灸を吸えるときのヒントをくださってます
ツボの本とか買ってやってみたけど効果あんまなかった
実際、ツボの本に書かれているツボの位置は目安であって人それぞれちょっとずつ違います
なのでまずはツボ探しから!
目安になってるとこ付近をゆっくり押してズーンっと重く感じるとこがあればそこです
そして、あんまり強く押しすぎない。強けりゃ良いってもんじゃないです
もう一つのポイントとしては
リラックスした状態で行う
鍼灸院に行ってもよくマッサージから始まることも多いでしょう
リラックス状態で行うことで効果も上がります

体が回復していれば心も元気でいられる

体と心は繋がっているもの
だからこそ体を大切に
疲れ切る前に少しずつでも回復させてあげましょう( ´∀`)

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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