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劇団なかゆび
2018年11月22日 21:45
「探しているんだ! 亡くしたんじゃない! どこかにあるんだ!」 劇作家である私自身のなかに答えがあるのなら、私は書かないだろう。私自身のなかにあるのは、問いの鎖のみであり、それが出口を求め、外へ向かって書くことになる。同様に、演出家である私自身のなかに答えが見出だされるのならば、作品が稽古場を出ることはないだろう。私自身のなかにあるのは、問いの鎖のみであり、それが出口を求め、外へ向かって、上演にた
2018年11月13日 16:20
100年後の日本よりも、10年後の自分たちのほうが重要だ。 「over30割」は劇団のこれからを考えての企画である。 京都特有の事情なのかもしれないが、多くの小劇場演劇で当然のように学生≒若者は割引価格で観劇できるようになっている。しかし、これは劇団経営にとってほんとうに利益のあることなのだろうか。 観劇習慣のある若者〈A〉は、何を観に行くか選択するとき、500円程度の割引には強い影響を受け