#フランス
エマニュエル・トッド「シャルリとは誰か?」
指摘されて初めて気づく。
「私はシャルリ」という不用意なファッションやFacebookをフランス国旗仕様にすることで、人々はうっかり差別に加担している。
非寛容を後押ししている。
その先に待っているのは、欧州炎上の道だ。
トッドの主張は一貫している。
フランス平等主義の終焉。ヴィシー化。ドイツ帝国への警戒。
遠くない将来、トッドの悲観的予測はまた的中するはずだ。
移民問題やレイシズムの広がりに
シャンゼリゼの警官銃撃事件
シャンゼリゼ通りで警官が撃たれたというニュース。
ISが犯行声明を出している。
イスラム排斥のムードを後押しする事件。
昨年読んだ、エマニュエル・トッドの「シャルリとは誰か」、ミシェル・ウェルベックの「服従」を思い出す。
フェイスブックのプロフィールをフランス国旗にしてしまう人がまた増えないか心配だ。
自由と平等を失い迷走するフランスは欧州最大のリスクだと思う。
ジョージ・フリードマンの「新・1