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リサイクルより「アップサイクル」が新しいんです。今気になる!ブランド6選

お気に入りだったお洋服にシミが、、でもデザインは好きだからクッションカバーに変えて使っています。

こんな経験ありませんか。

私って貧乏くさいな、と思ったこともあったと思います。でもですね、これって実はもうある意味新しいんです。最先端のラグジュアリーだと私は思っています。これが今回お伝えしたい「アップサイクル」です。

「アップサイクル」ってつまり?

「アップサイクル」とは、リサイクルやリユースとは異なり、古い布や古着、廃材などに工夫やデザインを施して別の価値あるものに生まれ変わらせること。

この「アップサイクル」という言葉が出てきた背景にある根本的な考え方が「SDGs」です。詳しくはこちらの記事で

「アップサイクル」と似た意味を持つものが、「リサイクル」。「リサイクル」とは、再び資源として活用し、元のモノよりも劣ってしまうのが特徴です。

また、「リユース」は、古本・古着など、モノの形や性質を変えることなくそのまま再利用すること。フリマアプリがリユースにあたります。

こういったものとは異なり、「アップサイクル」はそれらを材料にデザインやアイデア、素材の質を生かし、「より魅力的で価値のあるモノ」へとアプデートさせることがポイントです。ちなみにアップサイクルの対義語は「ダウンサイクル」といい不要なTシャツを雑巾にすることもそれにあたります。
この「アップサイクル」、環境にはよさそうだけど具体的にどう取り入れたらいいのかというと、

①アップサイクルされた商品を買う

②自分でアップサイクルする

簡単に始められるのは①!今回は、実際に身近で個人的にイケてると思ったアップサイクルブランドをご紹介します。

自分の趣味に合うブランドがありましたら、ぜひその取組と商品についてチェックしてみてください。

今気になる!アップサイクルブランド6選~レディース編~

①「ビームスクチュール」
BEAMSの倉庫に眠るオリジナル商品のデッドストック品を中心に、手仕事によるリメイク手法を用いて、新たな価値を持った1着へと甦らせるブランドです。

②「マリオンヴィンテージ」

デットストック(不良在庫)のシーツなど洋服とは縁遠い斬新なものも展開されています。百貨店やセレクトショップなどでもたまに見かけます。

③「ラブ&センス」

空き缶のプルタブをアップサイクル。プルタブとは思ないほどスタイリッシュに変身しています。

④「Relier81」
日本の伝統文化である着物や帯をアップサイクルし、時代の気分に合わせカタチを変え、より身近なアイテムへアップデートされました。

⑤「sobolon」

海洋汚染の要因であるマイクロプラスチックを回収し、それらを素材としたハンドメイドアクセサリーを製作しているブランドです。

⑥「フロムストック」

アパレルメーカーのアダストリアが2020年6月からスタートしたアップサイクルブランド。倉庫に眠る着られることのない服を、シンプルでロスの少ない「黒染め」にして販売。


気になるブランドはありましたでしょうか。個人的には③「ラブ&センス」のコインケースと④「Relier81」のサンダルが、特に気になります。

おさらい

ちょっとややこしいので最後におさらいです。

「リサイクル(再循環)」…再び資源として活用し、元のモノよりも劣ってしまう。

「アップサイクル」…捨てられるはずだったものに手を加え、元のモノよりアップデートすること。

「リユース(再利用)」…古本・古着など、モノの形や性質を変えることなくそのまま再利用すること。

おわり

次回はアップサイクルブランド~メンズ編~

最後まで読んでくださりありがとうございます。

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