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平家物語

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講談社学術文庫の新版平家物語全訳注を読んでいく。積ん読中。
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記事一覧

倉田百三『俊寛』

この作品では俊寛が熊野信仰に参加しているのが特徴的。苦難の中に神への信仰心を持つようにな…

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僧都死去まで

これで長かった俊寛エピソードも終結。 御産の甑を落とす方向を誤った(?)エピソードは安徳天…

足摺まで

巻第三を読み始めた。俊寛についてはこの後に有王、僧都死去が控えているけれど、平家女護島の…

芥川龍之介の俊寛像

芥川龍之介の俊寛像が面白かったのでもう少し追ってみた。 ・美の基準、見た目の好みの話題に…

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芥川龍之介『俊寛』

平家物語では熊野詣の真似事にも参加せず何を祈る様子もなかった俊寛が、真面目に信仰心を持っ…

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蘇武まで

巻第二を読み終えた。 前回の続きで康頼祝詞から読んだので、俊寛界隈の話。 成経の舅からの…

琵琶『羅生門』『平家物語より 祇園精舎~壇ノ浦~安徳帝入水』

NHK 邦楽のひとときのページを開いたら琵琶だった。平家物語に食いついて聞いてみた。 平家物語の演奏は関川鶴祐さんでググると鶴田流薩摩琵琶奏者でいらっしゃる。 なるほどこれは薩摩琵琶なのね。 先に聞いた羅生門の田中旭泉さんは筑前琵琶だそうで、ちょっと待ってくれ何が違ったんだwと特徴を掴めていない。 琵琶の演奏はサディスティックサーカスで見たことがある。これまたググったらこの時も薩摩琵琶みたいね。 琵琶のことも少し学んでいきたいな。 どうも詞が違って、伊勢大神宮に御暇し

大納言死去まで

大納言死去まで読み終えた。 この章段では俊寛達が流された話があり、鬼界が島の環境描写があ…

菊池寛『俊寛』

菊池寛の『俊寛』に興味を持ったところ、青空文庫にあったので読んだ。 流された地でたった3…

円頓

一行阿闍梨之沙汰に「円宗」が登場し、語釈に「大乗円満の教義をもつ宗派の意で、円頓宗の略、…

内裏炎上まで

第一巻を読み終えた。雑に巻数カウントで1/13としても、これだけでちょっと達成感がある。長編…

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悪者清盛

殿下乗合まで読み進めた。清盛が摂政殿下への報復を行ったことが平家の悪行の始まり、らしいで…

平家物語

角川ビギナーズ・クラシックス→謹訳平家物語と読んできたので、そろそろ原文を読もうと思い、…

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