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リアルもオンラインも

週明けから、大阪は休業要請が全面的に解除されることになり、Chelsea Chips も実店舗の営業を再開いたします。大阪市内や近隣の市も小学校は再開され、給食も始まるのだとか。当店のある市は少し慎重に進むようですが、備えながらも日常を取り戻すことは、とても大切だと思っています。ただし、備えなくてはなりませんが。

新しい生活様式を取り入れるため、店内の換気なども十分に気をつけて参りたいと思います。来週は朝から店内の掃除をします。シャッターを全面に開け、初夏の空気に入れ替えて再スタートです。

ネットでなんでも済ませることができる社会だけど、人が動かすのが社会であり、世の中は動き出してこそ輝きます。人が住まない家がどんどん廃れていくように、人が生きるために作られた街だから、人がいないと輝きを失ってしまう。

ヨーロッパの公園に集まる人々の写真をネットニュースで見ると、太陽を浴び、風を受け、大切な誰かと会い、顔を見て語り合い、笑うことの喜びに満ち溢れていました。欧米は、特にたくさんの方がお亡くなりになり、恐怖と不安に怯えた日々はとても過酷だったと思います。

先日、ヨレヨレになりながら、娘に教えた学校の課題。まさかの「社会ってなに?」ということから始まった新しい単元。娘に「人間が集まって営む生活を学ぶことだ」と説明しながらも、じんわり自分の中に刻まれました。

子供達のオンラインホームルームを横から覗いていると、会えばすぐに解消できるものなのになと思いながら、緊張して私語もできず固まっている子どもたちが全然わかり合えてなくて、苦笑してしまいました。

もちろん、オンライン授業やテレワークの環境はもっと整備は必要だし、どんどん取り入れていくことに賛成です。コロナの中、amazonユーザーとして、がっつりヘビィに利用して、しまいにはamazonミュージックのunlimitedまでうっかり入って、音楽三昧の日々もムッチャ楽しみ、「amazonサイコー!!」なんて思いながら過ごしましたし、子どもたちがタブレットを触っている姿に、「余は満足じゃ」と思いましたし。しかし、同時に、外食行きたい!夏フェス行きたい!遊園地行きたい!街に出たい!旅行に行きたい!との欲求もむくむくと出てきたわけです。

オンラインとリアルの実生活、それぞれにとても便利で良いところがあって、コロナの前の世界よりも、もっと良いバランスで取り入れていけたら良いなと思います。新しい生活様式を取り入れながら(ここは忘れないように)。

6月1日からまたよろしくお願いします。


Chelsea Chips ディレクター

Yuka Sano(Photo & Text)





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