シェフhsgc

東京でイタリアンのオーナーシェフしています。出身地熊本から取り寄せた味の濃い食材を、シ…

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東京でイタリアンのオーナーシェフしています。出身地熊本から取り寄せた味の濃い食材を、シンプルな調味で良さを最大限に引き出す。強面で無愛想だが、気は優しくて意外と力持ち。調理中に会話はできない不器用な人間。好物はハンバーグとツナ。

最近の記事

一日一題 「探し物」

この先やりたいことを探している 旅に出たい想いは常々あるのだが それ以外の何か ワクワクするような何かを 探している 少しね やりたいことは、探す物ではなく 湧き上がってくるものかもしれなくて ならば探すことはないよね 探し物はありません

    • 同じ景色が見えるか

      そこで見える景色は、そこでしか見られない。 当たり前のことだ。なに言ってんだ。 と思うけど、実感として感じることはきっと難しいんだな。たぶん。 自分のいるところと、ひとがいるところが違ったらさ、見える景色は違うんだよ。 まったく同じ場所に立ったとしても、きっと「見る」景色は違うと思う。目って不思議だねそう思うと。 そんなことをおもう夜なり。

      • 気持ちいいですね

        スーパーの買物で会計がちょうど2,000円だったので思わず「気持ちいいですね。」と言った。 若くてかわいいレジのお姉さんは明らかに不審顔で「??!」と軽くパニック。 慌てて「にせんえん!ちょうどで!!」と付け足した。 悪かった。自分の風貌忘れてた…

        • シェフの7日間日記 最終日 旅はつづくよ

          一ヶ月締め切りが延びたアレをやっとやり終えたシェフですボナセーラ 最終日のきょうは、シェフ業よりもおそらく好きなこと。旅することについて書こうと思います。 いつもと違う場所に行くこと。ちょっと想像しただけでもワクワクします。遠くても近くても、そこで日々を営む人々を見るだけでもとても楽しくなります。シェフは壊滅的に方向音痴なので、近所なのに知らない道をフラフラ歩いていると迷います。信じられないだろうけどほんとだよ。 旅の楽しみの一つは食です。例えば、ニューオリンズの揚げ立

        一日一題 「探し物」

          シェフの7日間日記6日目 サッカーのお話

          ボナセーラ きょうはずっと寝ていたシェフです。みなさんはどんな一日でしたか? サッカーとの出会いは、1990年代初めの頃。たまたまテレビで目にした、ある選手のプレー。 ゴール前に突如走り込んできて、彼の胸辺りに飛んできたボール。彼はくるりとゴールを背にして、オーバーヘッドでゴールネットに突き刺しました。 なんてこった!!!いま何した?ナニソレ?というのが初めてオーバーヘッドなるものを見た感想です。ナニソレ?を決めた選手の名前は、マルコ・ファン・バステンといいます。 当

          シェフの7日間日記6日目 サッカーのお話

          シェフの7日間日記 5日目 ポンテボッカ7周年 漂流から航海へ

          ボナセーラシェフです。2020年4月14日ポンテボッカ 7回目の誕生日。まさかこんな時が迎えられるなんて、露ほども思わなかった7年前。 ポンテボッカ は、オープン前に暗礁に乗り上げてしまっていました。そんな窮地に、帆を張り、暗礁から外海へ押し出してくれたのは優秀なスタッフ達です。羅針盤も読めず舵も取れない、料理しかできないシェフを支え続けてくれました。いつ沈没するだろう、なんて思っている船長の側にいることはとてもストレスだったに違いありません。 当初の予定通り、スタッフ達

          シェフの7日間日記 5日目 ポンテボッカ7周年 漂流から航海へ

          シェフの7日間日記4日目 まかないが旨い料理人が本物である。

          ボナセーラ シェフですよ。きょうはまかないの話。やっと料理の話です。 シェフのまかないデビューは、とある大手が母体のイタリアンレストラン。その日は5〜6人分のまかないを作ることになりました。 使わなければいけない食材は、仔羊の端っこです。一応、赤身。 て、いやいや。羊? いま思い出してもハードル高過ぎるよね…もしかして嫌われてたのかな。 当時も悩みに悩んだものの、何も閃かず。引き出しないんだもんしょうがないですよね。結局、「必殺ひつじ炒飯」に挑戦しました。 炒飯。し

          シェフの7日間日記4日目 まかないが旨い料理人が本物である。

          シェフの7日間日記3日目 Lucky me!

          ボナセーラシェフです。「オーシャンズ14」では料理人として出演して、いい感じのスパイスを効かせたいですね。そろそろクランクインしてもいいんだけどな。 さて。きょうはラッキーについてです。ここまで生きてこれたのも数々のラッキーなことがあったから。ポンテボッカ7周年。だいぶラッキーです。ラッキーでしかないです。 シェフのラッキーの始まりは小学校2年生の頃。当時、体が華奢で運動音痴。足は遅いしリズム感もなく力もない。そんな子どもでした。 その年のマラソン大会、前の年より順位を

          シェフの7日間日記3日目 Lucky me!

          シェフの7日間日記2日目 酒は呑め呑め 呑むならば〜〜

          ボナセーラ シェフです。営業時間短縮だと、まかないとか片づけとか仕込みとかの流れがすべて変わりますね。もう、少し飲んじゃったけどこれから仕込みだよしっかりね。 きょうはお酒をたくさん頂きました。 7周年と誕生日のお祝い さらにこちら シェフは見た目通りのお酒好きです。なのでお酒をプレゼントされるのはとてもうれしい。 お酒にまつわるおもしろい話もたくさんあります。デビューは赤玉パンチとか飲みすぎてヤラカシタあれこれとかソムリエ試験で緊張のあまり舌が滑った事件とか。

          シェフの7日間日記2日目 酒は呑め呑め 呑むならば〜〜

          シェフの7日間日記 初日

          ボナセーラ シェフですよ。初日の今回は「777」に、ちなんだお話。 家族旅行でラスベガスへ行きました。たしか、シーザスパレスだったと記憶しています。親たちはもちろんカジノへ。シェフは未成年だったので「見るだけだよ」と念を押されてプラプラしていました。人はまばらです。 おや。こんなところにコインが。 どうも、システムは簡単で、コインを入れてボタンを押すだけのようです。ふ〜〜んと思いながらおもむろに拾ったコインを入れ、ボタンを押しました。 ピロリーン♪ 派手な音とともに

          シェフの7日間日記 初日

          前書きみたいなもの

          ちいさなトラットリアをひとりで営むシェフです。4/14で7周年を迎えるにあたり、記念イベントとして7日間日記を綴っていこうと思います。 店はテイクアウトのみで営業中。日頃お世話になっている近くのお客様へはサービス価格(¥777)でのランチを提供することに。さて。遠方で応援してくれているお客様にも、何かしたいです。いま、なにが、できるのか。 配達は、配達をするひとがいます。運ぶひとが動きます。いまは、彼らをこのちいさな店が利用することは、はばかられました。もっと必要な人や事

          前書きみたいなもの

          はじめまして。note始めました。最近和柄のマスクをし出して、自分でもカカシ先生みたいだな…って思います。

          はじめまして。note始めました。最近和柄のマスクをし出して、自分でもカカシ先生みたいだな…って思います。