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シェフの7日間日記6日目 サッカーのお話

ボナセーラ きょうはずっと寝ていたシェフです。みなさんはどんな一日でしたか?

サッカーとの出会いは、1990年代初めの頃。たまたまテレビで目にした、ある選手のプレー。

ゴール前に突如走り込んできて、彼の胸辺りに飛んできたボール。彼はくるりとゴールを背にして、オーバーヘッドでゴールネットに突き刺しました。

なんてこった!!!いま何した?ナニソレ?というのが初めてオーバーヘッドなるものを見た感想です。ナニソレ?を決めた選手の名前は、マルコ・ファン・バステンといいます。

当時イタリアセリエAのACミランに在籍し、世界最強チームの天才ストライカー。長身でありながらオシャレなプレーや、時には泥臭いゴールを決めるとても魅力的な選手です。そりゃ一目惚れもしちゃうよね。

特にそれまではサッカーに関心はありませんでした。体育でやったっけな?くらい。漫画もアニメも見てません。そんなシェフが自分もプレーするようになるなんてね。人生不思議だね。

大学でサッカーを始めました。運動神経ないし、走るのも遅いし筋肉ないもんですから、ちっともうまくなりません。でもね、ボールは友達でした。大好きでした。片想いだけど。いつもそうだけど。

ある日、ユニフォームをつくるってことで、背番号を決めました。ああ。もう胸が苦しいです。

「このリストにある番号以外なら何番でもいいから、好きなの選びなー」と言われ見てみると、1から9まであって、飛んで11、12となっていました。

シェフはよく考えもせず、「じゃあ10番でいいです」と言いました。

じゃあ10番でいいです

もうね。先輩方もイジワルだよね。誰も教えてくれないどころか、めちゃめちゃ含み笑いで「おお!そうかそうしよう!」って言ったよね…

なんか変だなとはおもったものの、そのときは流してしまいました。事の真相を知った時の絶望感たるや。でも先輩方の気持ちもわかるというか、自分でも逆におもしろいよね、と思ったりもしたな。うん。

きっとみなさん既知だとは思いますが、サッカーの10番って当時はエースストライカーが背負う番号でした。いまは司令塔の番号だったりしますけど。念のため…

しょうがなくそのシーズンはオトリの10番として試合に出ました。最初はめっちゃマークされますが、ものの10分くらいで見抜かれて放置されるというね。おとりとしても役立たずですよ。。

あははは。

あはははは。

きょうはこの辺で(笑)

また明日!

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