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【新じゃがいものサラダ・ミモザ風】

本日はじゃがいものサラダのお話。

日本でじゃがいものサラダというとマヨネーズソースを使うポテトサラダが真っ先に思い浮かぶかもしれません。

じゃがいもの素晴らしい特徴の一つは、なんと言ってもどんな食材とも相性が良いという点です。お肉・魚介類・乳製品や他の様々な野菜と合わせても美味しく調理できます。

そんなじゃがいもの特徴を活かすと、じゃがいものサラダのレシピだけでも無限に作り出せます・・・・・っと言うと大袈裟に聞こえてしまうかもしれませんが、それくらい組み合わせ・味付けを自由に調理できるとても魅力的な食材なのです。


本日紹介するじゃがいもはノワールムティエ島( Îls de Noirmoutier )の新ジャガです。フランスでは4月中旬から7月上旬までマルシェやスーパーマーケットで出回るので、今の寒い冬の時期には残念ながら味わうことはできません。

大西洋に面するノワールムティエ島の日照時間は長く温暖な気候はじゃがいもの生産に適した島として有名です。

じゃがいもの品種はこの島で一番古い品種のシルテマ品種(Sirtema)です。
甘味がありしっとりとした身質で薄い皮が特徴的です。

そのまま塩茹でしても美味しいですし、ソテーして表面をパリッとさせても美味しいです。

ねっちりと甘みのあるこの新じゃがいもの特徴を活かしてシンプルに塩茹でし、口当たりの似た黒にんにくとマスカルポーネと合わせて楽しむ一皿です。

ドレッシングに使用したエシャロットは、リンゴ酢と合わせることで心地良い食感と酸味の余韻を引き立て、このサラダ全体に輪郭を作ってくれます。

見た目を鮮やかにするためにゆで卵を黄身と卵白にそれぞれ分けて裏ごししてミモザ風に仕立てました。

ミモザ風サラダとは黄色い粒状の卵黄が、雪上に咲く春の花ミモザの花のように見えることから名づけられた 刻んだゆで卵を用いたサラダのことです。

新じゃがいもの代わりにメークインタイプのじゃがいもを小さく切って塩ゆでしてからドレッシングと合わせるだけでもつくれます。

シンプルで美味しく味わえるじゃがいもサラダの一皿です。

【材料と分量】
*新じゃがいも        300g
 水             2L
 塩             20g
*メークインタイプのじゃがいもを小さく切って代用できます
 黒胡椒
 ゆで卵           2個
(ゆで卵の黄身と卵白をそれぞれ分けてから細かく刻む)
 【ドレッシング】
 エシャロット        30g
 塩              2g
 EVヴァージンオリーブオイル 30g
 リンゴ酢          10g
 パセリのみじん切り
 塩・黒胡椒

 黒にんにく
 マスカルポーネチーズ
    ルッコラ (飾り用)

よく水洗いした新じゃがいもを皮付きのまま塩ゆでする。水から茹ではじめ沸いたら中火にして20分間茹でる。
*メークインタイプを使用するならば、皮を向いて小さく2cm角に切ってから茹でることをオススメします

ゆで卵は黄身と白身で分けてそれぞれ細かく刻む

ドレッシングはエシャロットを細かく刻んで塩とリンゴ酢でマリネしてから、EXヴァージンオリーブオイル・黒胡椒で味をととのえる

①のじゃがいもに③のドレッシングを合わせる
*じゃがいもは熱々でも粗熱を取ってからでもお好みで味付けしてください。もちろん冷めてからでも美味しく召し上がれます

④をお皿に盛り付けて、②のゆで卵を白身、黄身の順番で全体にふりかけたら黒にんにく・マスカルポーネ・ルッコラを飾る

Youtube動画で調理工程を紹介しています。


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Chef Ichi

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