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松浦弥太郎さんの話

『松浦弥太郎の「いつも」安心を作る55の習慣』出版記念イベントの話。

松浦弥太郎さんの新刊『松浦弥太郎の「いつも」安心を作る55の習慣』

18:00
オンライン参加のチケットは、イベント開始30分前だからそろそろやるかあ〜と、いつもの如く、ぎりぎりの時間にサイトにアクセスすると、

「このイベントの申し込みは終了しました」

の文字。

ええ?!?!?!


あらゆるページから飛んでみたが、全て「このイベントは終了しました」

ショックがすぎる。
昼にもサイトを見ていたのに、なんなら本を買った2月初めから楽しみにしていたのに。なぜ買っておかなかったのか。いつもギリギリ行動の自分が情けない………

ダメ元でも一応聞いてみよう、と勇気を出して六本木蔦屋書店さん電話してみることに。(イベント直前の忙しい時間に本当にごめんなさい)

「30分前まで予約できると書いてあったのですが、もう締め切られていて…」と訳を話すと、しばらく保留に。
ドキドキしながら待っていると、担当の方が出て「こちらのミスで申し訳ないです。今アクセスできるようにしました。」との事。
こんな忙しいときに、すぐに対応してくださった。
一度は不可能と思ったことが、可能になったときの嬉しさたるや。ダメ元で電話して、ほんとうによかった!!

出先だったので、急いで帰り、パソコンの前に滑り込む。
ズームの画面が開けたのが18:55。安定のギリギリ行動。

かなり前置きが長くなったが、今日いただいた言葉を書き残しておきたい。



「前の扉を開けるために、後ろの扉をきちんと閉めること」

新しい扉を開けるときは、今までの扉をきちんと閉めてこないと、新しい扉は開かない。
これまで培ってきた力や強み、人間関係も持たずに、まっさらな自分で入っていく。そうすると、前にあるたくさんの扉から、好きな扉を選んで開けることができる。
できることなら後ろの扉は開けておきつつ、新しい扉を開けたい。自分にはこんな経歴がある、こんな人間関係を築いてきた、と自信や安心感が得られる。
しかし、それでは、新しい世界に入り込むことができない。
辛くても、寂しくても、きちんと後ろの扉を閉める。

これは、今までのことをもう大事にしなくていいよ、というわけではないのだろう。
「きちんと閉める」
今までお世話になってきたものや人と、きちんと向き合い、一度けじめをもつことなのかな。

この春は、初めての異動や、結婚、引っ越し、大の仲良しの妹の転勤など、
私にとって大きな大きな扉が待ち構えている。
私は、後ろの扉をきちんと閉めて、前にあるたくさんの扉から、好きな扉を開けることができるのだろうか。

この言葉の真意を、私はまだ完全に理解することはできていない。
自分なりにたくさん考えて、ゆっくりと心に入れていきたい。


「何になりたいか、じゃなくて、どんな人になりたいか」

何かになる必要はなくて、自分の頭と心で考えて、「生き方」を決めていくこと。
医者、弁護士、警察官…など、何かになることは、結果でしかない。
どんな人になりたいかを、自分で考えながら生きていくこと。

これは、教室の子どもたちにもかけてあげたい言葉だと思った。
6年生の担任をしていると、どうしても「将来」について考える機会が多い。

「僕はなりたい職業がありません」
「お給料の安定した仕事につきたい」

そうだよね、少し先のことでも全然分からない今、将来自分が何になりたいかなんて分からないよね。
そんなとき、今日の言葉をかけてあげられたらいいな。
私は、どんな人になりたいのだろう。
「先生はどんな人になりたいの?」と聞かれたときに、答えられる自分になりたい。

他にも、素敵な言葉の贈り物をたくさんもらった時間だった。
松浦さんの言葉は、易しいけれど、すぐには本当の意味はわからない。
考えて考えて、ふとした時に「ああ、そういうことだったのか」とスッと心に染み込んでくるのだ。今日もらった言葉の種を、自分の中で育てていきたい。
また、ここで書きたいと思う。



今度、妹に松浦さんの本を一冊紹介したいと思っている。
きっと好きになるだろうな。
全部私の大好きな本だから、その中でも、とっておきの一冊を選びたい。
もう一度、本棚の本を読み返そう。

今日は興奮気味で長くなりました。
ここまで読んでくださってありがとうございます。

おやすみなさい。

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