まろかり🐾

子育ても終盤…仕事との両立で必死だった日々も過ぎ去り。振り返って思う忘れられない、忘れ…

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子育ても終盤…仕事との両立で必死だった日々も過ぎ去り。振り返って思う忘れられない、忘れたくないあの子たちのエピソードを綴っておきたい今日この頃

最近の記事

~娘の話~大キライな鬼と戦った節分

お盆に節分の話なんて変な感じになってしまったが、まっいいか… 保育園時代の娘の話。 普段は明るく元気に楽しく強気で生きている娘だったが、唯一保育園の行事で憂うつだったのが 節分の豆まき。 未満児クラスから保育園に通っていたので、初めての節分は2歳の時に経験した。 教室に入って来た鬼が怖くて怖くて… ずっと震えながら先生にしがみついていたそうだ。 みんなに豆を投げられた鬼がやっと出ていき、 ホッとしていたところでふと窓を見ると、その窓から鬼がのぞいていたらしく…👹 大泣きだ

    • ~ねこの話~ねこ一匹目を迎えた日

      我が家に一匹目のねこを迎えたのは12年前。 もうそんなになるのか…早いなぁ。 近所のあるお宅に当時5歳だった娘を連れて回覧板を持って行った。 そこで運命の出会いをしてしまった。 奥さんの話では、なんでもその子猫は近所の猫嫌いのおばあさんの畑にある小屋で鳴いていたらしく、どうすればいいかと相談されとりあえず連れて来たそうだ。 「かわいいんだけど、うちは犬がいるから飼うのは無理なんだよねー どう?飼わない?」 と見せられ、娘は一目惚れをした。 キラキラした瞳で見つめている✨ 正

      • ~母の話~理想的な母の姿

        はるか昔の話。 私が入社三年目、世の中の景気が良かった時代… 当時うちの会社はとても羽振りがよかった。 私が入社した年はなかったのだが、その年は新入社員の親御さんを会社に招き、それぞれ子供さん達が配属された職場を見学出来る、というイベントがあった。 遠くからみえた親御さんには交通費や宿泊の費用なんかも出していたんだと思う。 何組かの親御さんたちが私達の職場にも訪れていた。子供がどんな職場でどんな人達と働いているのかを見れるのは、親御さんたちにとって良い企画だなぁ…なんて思い

        • ~息子の話~グレーなままだけど

          息子が小学生の時、1度だけ担任の先生に 「息子さんはもしかしたら発達障害があるかもしれないです」 と言われた事がある。2年生前期の保護者会だった。 先生が言うには、ご自分の子供さんと行動がすごく似ていると… 子供さんは軽度の発達障害と診断されているのだそう。 授業中に急に立ち上がって手を洗いに行ったり、先生の話を聞いているように見えないが、実際はちゃんと聞いていて誰よりも理解している。そしてとにかくマイペース…という様子が似ているようだった。 私としては、マイペースは納得

        ~娘の話~大キライな鬼と戦った節分

          ~娘の話~背中のぬくもり

          娘は、上の息子にくらべおんぶする機会が圧倒的に多かった。 5さい離れている息子は、娘が赤ん坊の時すでにやんちゃなお年頃。 お友達も当然やんちゃ軍団なので、遊びに来た時はその辺で寝かせておくと危険だ。 もし、お姉ちゃんとそのお友達なら『おかあさんごっこ』の赤ちゃん役ぐらいには抜擢されたのかもしれないが、何せ保育園から低学年にかけての少年たちは、どうしても『戦いごっこ』をしなければならない。 足元で転がしておいたら、どんな被害をくらうかわからない。 遊びに出掛ける時も、息子に

          ~娘の話~背中のぬくもり

          ~息子の話~生まれ変わったら何になる?

          たしか、息子が6歳くらいの頃だった。 習い事の帰り道、いつもお迎えは妹も一緒だけど、その日はばあちゃんに預けていたので、久しぶりに二人だけで色々しゃべりながら並んで歩いた。 息子はなんだかご機嫌♪ たまにはお母さんを独り占めしたいんだ… 保育園であったこと、習い事で教えてもらったことなどの話をしていたが、ふと息子はこんなことを聞いてきた。 「おかあさんはうまれかわったらなんになりたい?」 私は、「おっ?生まれ変わるなんて言葉をどこかで仕入れたんだね」と思いながら考えた。

          ~息子の話~生まれ変わったら何になる?

          ~娘のはなし~娘が産まれた日

          娘が産まれたのは上の息子が5歳の時。 切迫早産でいつ産まれてもおかしくない感じだったのに、色々あったからか結局予定日ピッタリに産まれた。 色々とは⬇️このようなこと… その日は息子のお遊戯会だったので1日遅れてくれても良かったのだが、そう都合良くはいかない。朝方陣痛が強くなってきたので、合間合間にお遊戯会の持ち物の準備やら入院準備やらをし、旦那と父に息子とお遊戯会を託した。 母と病院入りをし、繰り返す痛みに何度か耐え、 その時が来た。 いよいよ分娩台へ… お腹でしっか

          ~娘のはなし~娘が産まれた日

          ~息子の話~ ぼくはカメだったらよかったのに

          忘れもしない。 下の子の出産が目前に迫っていたあの日。 切迫早産で1ヶ月近く入院し、産まれて良い週に入りやっと退院出来た土曜の昼下がりの出来事。 5歳だった息子はその日、調子に乗っていた。 私が退院し家に帰ってきた事としんせきの小学生のお兄ちゃんが遊びに来てくれていた喜びが重なったのだ。 庭で遊んでいる声を聞きながら、「あきらかに 調子に乗ってるわ…」と思ったが、お兄ちゃんも一緒だし、私は臨月のお腹が重いしで家の中で新聞を読んだりして余裕をかましていた。 すると、 「ぼく

          ~息子の話~ ぼくはカメだったらよかったのに

          ~息子の話~ばあちゃんはおかあさん

          息子が3歳頃のこと。 実家に行った時、私は母とくだらない言い合いになった。 内容も忘れてしまったぐらいくだらないこと。 私と母にとってはよくある事だったが、息子は物心ついて初めてその小競り合いに遭遇したのかもしれない。 心配そうに2人のやり取りを見ていた。 子供の前でいけないなぁと思いつつ、意地の張り合いが止まらない。 母はプリプリしながら、その部屋を出ていった。 母がいなくなると、息子は私の手を引っぱりながらしきりに 「おかあさん、ばあちゃんにあやまっておいで! はや

          ~息子の話~ばあちゃんはおかあさん

          ~第2子の話~ありがとう…さようなら 第2子との想い出

          第2子を授かったのは、上の息子がもうじき2歳になる頃だった。 兄弟は二つ違いくらいが理想的かなぁ?と思っていたのでとても嬉しかった。 でも体調はあまり良い状態ではなかった。 妊娠初期だから、もちろんつわりがあるのだが 上の子の時とは何となく違う気がする。 そんな不安を抱えながら検診に行った時、先生から告げられた。「残念でしたね…」 赤ちゃんは、もう私のお腹にいなかった。 えっ? こんなにもあっけなくお別れ? 何がいけなかったんだろう… 不全流産という形の流産だっ

          ~第2子の話~ありがとう…さようなら 第2子との想い出

          ~息子の話~ 息子を保育園に預け始めたころ

          つい先日。友達と会った時に、娘さんがもうじき育休明けでお孫ちゃんを保育園にあずけ仕事に復帰するという話になった。 「私はそんなに早くから子供たちを保育園に預けてないからわからないんだけど、娘のメンタルが心配なんだよね…自分はどうだった?」 と聞かれ私は息子を保育園に預けた始めた当時のことを思い出し、泣いた。 メンタルは本当にヤバかったな…と。 彼は1歳の誕生日から保育園に通い始めた。 なぜなら私の育児休暇が、出産日から『1年間』だったから。 当時の育児休暇制度は、なんて非情

          ~息子の話~ 息子を保育園に預け始めたころ

          ~息子の話~ 息子が産まれた日

          3週間ほど先に出産予定日を控えているその朝、台風が近づいているとニュースで流れていた。 そんな日に… ん?なんだかこれは微かに陣痛が始まってる? 初めての出産だからよくわからないけど、ただ お腹が張っているのとは違うくないか? 痛みはひどくないけど、定期的に襲ってくる。 切迫早産で1ヶ月ほど入院し、もう産まれて大丈夫です!と言われ退院した4日後… 間違いないだろう。 夜までそれほど痛みは強くならなかったが、台風のなか病院に向かうのは大変だよねぇ ってことで病院に電話し、受け

          ~息子の話~ 息子が産まれた日

          子どもという存在の尊さ

          息子1人、娘1人の子を持つ母です。 下の娘も高校3年生になり、そろそろ子育ても終盤… 今ではこの行き場のない母性を、猫たちに注いで毎日を過ごしています🐱 フルタイムで働いているため、未満児から保育園に預け、じぃちゃんばぁちゃんのお世話になることも多い子育てでした。 要領が悪く世間知らずでマイペース。 こんなポンコツな私を母に持った子供たちは、不便もあったかもしれないし、満たされない思いもあったかもしれませんが… それでも無事にたくましく育ってくれました。 そんな子供たち

          子どもという存在の尊さ