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~ねこの話~ねこ一匹目を迎えた日

我が家に一匹目のねこを迎えたのは12年前。
もうそんなになるのか…早いなぁ。

近所のあるお宅に当時5歳だった娘を連れて回覧板を持って行った。
そこで運命の出会いをしてしまった。
奥さんの話では、なんでもその子猫は近所の猫嫌いのおばあさんの畑にある小屋で鳴いていたらしく、どうすればいいかと相談されとりあえず連れて来たそうだ。
「かわいいんだけど、うちは犬がいるから飼うのは無理なんだよねー どう?飼わない?」
と見せられ、娘は一目惚れをした。
キラキラした瞳で見つめている✨
正直私も…

子供にとってペットを飼うことは良い経験だろうし、そろそろ考えようかと旦那と話していたところだった。
でも旦那は犬派なので、帰って要相談だと思い
一旦その場は引き取らずに帰って来た。

帰って旦那に話すと
「猫かぁ…犬が良かったなぁ」
と。やっぱり…
娘は
「すごいすごいかわいいだよ~かいたいっ!!」息子が出かけていたので
「お兄ちゃん帰ってきたら聞いてみよう!」
と、すぐに結論は出ず夕方になってしまった。

すると、そこの奥さんがその子を連れて
「どうなったかねぇ?」
と半ば強引にやって来た。
本当に困っていて、我が家が希望の光だったのだろう。保健所とかも考えていたかもしれない。

そして旦那も出会ってしまった。運命の子に…
かわいいとかなんとかは言わなかったが
「・・・とりあえず、預かろうか」
と言った😸

この子にみんな一目惚れ

こうなったらもう手離せるわけがない。
帰って来た息子は、ただただ「何事?」と戸惑っていたが、そのままみんなでペット用品を買いにホームセンターへ…

あれよあれよとその子は我が家の一員になった。
名前は息子がアイデアを出して決定した。

そこからの生活は本当に家族が一人増えたのと同じだ。ずっと赤ちゃん扱いだけど…
帰って顔を見て安心する。癒され、笑わされ、心配にもなる。
みんなで溺愛。居なくてはならない存在…

感情が豊かになるから、やっぱり子供達の成長にも影響力があるだろうと思う。

来てすぐの頃、よくフミフミをしていた。
「お母さんのオッパイをイメージしてフミフミするんだよ。甘えたい時にするみたいだよ」
と言うと、娘は泣いていた。
「まーちゃんかわいそう…おかあさんにあえなくて」

12年経った今でもたまにする事がある。
そんな時娘は
「もうおじさんだからそんな事しないの!」
と言いながらも、優しい目で見ている。
小さい頃にお母さんと離れてるから、恋しくなる時あるんだろうね…

おじさんになっても甘えん坊

ねこを家族に迎え入れた事は、我が家にとって本当に良かったと思っている。犬でも一緒だと思う。
命の大切さ、愛しさは確実に学んだだろう。
子供たちも、親の私たちも。

その後、娘のおかげでもう一匹の家族が増えた話も、またいつか綴ろうと思う。

お読み下さりありがとうございました♪
表紙のイラストはみんなのフォトギャラリーで
うちの子そっくりのねこの手の作品を見つけ使わせてもらいました。ありがとうございます!

次は👹大キライな鬼と戦った節分👹
の話を綴ろうかなと思っています。
よかったらまた覗いて下さい😌

おやすみなさい





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