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作家物のうつわ、機能面・コスパ面から見てかなりおススメです

私たち夫婦の共通の趣味は、うつわ収集です。
私が最初にうつわ個展へ行ったのは2年前、某漆塗師の個展です。

その時は、全くピンと来ませんでしたが、今では気になる個展があると、頻繁に行くほど趣味となりました。

本日は、うつわ歴2年の私が機能面・コスパ面からなぜ作家物うつわが良いのかnoteします。

そもそも作家物のうつわとは?

ざっくり、ギャラリーやうつわ産地で買えて、どの作家が作ったのか分かるうつわ。
日本各地には、うつわの産地・その土を扱う作家、さらに作家を育てるギャラリーが多数あります。
細かい知識を持つことはさておき、お気に入りのギャラリー、作家を見つけるのが醍醐味と私は考えます。

値段は、物やサイズ、作家さんの知名度などによって大きく変わりますが私の場合、3000円~1万円代のものを買うことが多いです。

機能面・コスパ面で私がおススメする理由

①作家物のうつわを使うと、食事が美味しくなる
②うつわ1つ1つに思い出が宿る
③壊れない限り一生使える
④だいたいのうつわは、食洗器が使える
⑤アートを数千円から買えるのは、手ごろ

食事が美味しくなる、これは年を重ねると重要度が増します

ローラが数年前、マツコの知らない世界に出演したとき、

「お皿を選んでから、今日は何お料理しようか考えるんだ~」なんて
ローラ節で言っていた言葉、当時は相当な衝撃がありました。

『え、皿選んでから料理決める?!?!なんじゃそりゃ~??!!』

数年経って、ローラの言っていたことが分かってきました。

皿に拘るのは特別なことじゃないと。

②うつわ1つ1つに思い出が宿るについて

買ったうつわ1点1点、どこのギャラリーでどの作家さんの作品か私はファイリングしています。

そして、毎日の食事の時、その思い出のうつわが並びます。

大切な思い出が毎日並ぶのは幸せです。

③壊れない限り一生使える、④食洗器が使える に関して

うつわの素材は、陶器・磁器・木工・うるし・ガラスなど様々です。
厳密には、手洗いして大切に使った方が良いのでしょう。

ただ、毎日使うものなので私はガシガシ食洗器を使用しています。

木工、うるし、ガラス以外はだいたい食洗器が使えます。
扱い方が分からないときは、ギャラリーの店主に聞くのが一番!!

⑤アートを数千円から買えるのは、手ごろ

これ、村上隆さんが仰っていてなるほどな、と思ったポイントです。

うつわも、人が1点1点作るアート作品なんだと。

うつわは数千円から、しかも今すぐ食事の時に使える。

こんな機能的なアート、他にはないですよね。

作家さんのためにも、うつわを買うことは大きな意味があります。

うつわ歴2年の私が思う、うつわ選びのポイント

①作家に出会う前にギャラリーに出会うこと
②自分の好みは足し算・引き算どちらかで選びやすくなる
③薄いうつわはしっくりくる
④1個展1作品ルールで買う

作家に出会う前にギャラリーに出会うこと
ギャラリーは、無料で非日常を味わうことが出来る空間です。
そして、ギャラリーの店主は相当な拘りを持った、非日常な人物が多いです。

数多くいる作家の中からお気に入りを探すよりも、お気に入りのギャラリーを探し、そこで開催される個展で扱う作家さんがお気に入りになる方が手っ取り早いと考えています。

なぜなら、作家さんは数多くいらっしゃいます。その上、自分の感じ取る能力を研ぎ澄まさなければ、好きな作家さんにはたどり着けません。

入口をお気に入りギャラリーにしておけば、そこの拘り店主が選び抜いた作家さんを見ていくことで、的を絞りやすくなります。

②自分の好みは足し算・引き算どっちか について

私たち夫婦は、圧倒的に引き算派です。つまり、柄物、絵が入ったものは好みません。シンプルを追求したうつわが好きです。

他方、柄が入ったうつわが好きという方のほうが寧ろ多いと、とあるギャラリーから聞いたことがあります。

どっち派か、ざっくり自分の好みを把握しておくと選びやすくなります。

☝我が家に唯一ある柄ものの器です。例外的なデザインですが、いつも使う上位スタメンです。

③薄いうつわはしっくりくる

ぼてっとした厚みのあるお皿は、温かみがあります。
私は、厚みのない方が好みです。すっきりしているからです。

④1個展1作品ルールで買う

個展へ行くとそれはもう、色んな作品が置いてあって、さあ選べ、という状況になります。

ここで私たちがポイントとしているのは、お揃いで買い揃えないということです。お茶碗やスープ皿などは揃えますが、それ以外のお皿は敢えて不揃ろいでコレクションしていきます。

何でもペアで揃えるのは、センスがないとダサめになってしまい、かえって高度なセンスを要求されていると私は感じます。

あれもこれも、ではなく1回の個展で1作品と決めておけば偏りが生じなく、大事に1点を選ぶことになるのでおすすめです。

中華系転売ヤー

うつわ個展へ行くと、最近中華系の方が大量に並び屋をしている光景をよくお見掛けします。

以前行った個展は、100名近くの人が並んでいて驚愕したのですが、中身は95%中華系の方々でした。

彼らは、本国のボスの指示のもと、買い付けを行っています。

心の豊かさのためにうつわを求めているのですが、彼らとの闘いを制しなければ購入が出来ないという皮肉がギャラリーへ行くと待ち受けています。

結びに

皿なんて、どれを使っても変わらない。そうかもしれません。

私は心の豊かさを求めてうつわを買います。

作家さんが作ったうつわを買って使うのは、全くハードルが高いものではありません。

但し、相当奥が深い分野であることも確かです。

毎日使うものだからこそ、機能的・コスパ面において大きな役割を果たしてくれる、それが作家物のうつわです。

本日は、初心者の私が初心者目線でうつわについて書いてみました🥰
少しでも参考になるものがあると嬉しいです!

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