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【展覧会】プーシキン文学博物館

2月10日は、プーシキンの命日ということで、

今日は、モスクワにあるプーシキン文学博物館を紹介します。

第3週(15日のある1週間)の金曜日は、博物館の入館料が無料になります。常設展だけでなく、特別展も無料になるので、特別展の内容が変わるたびに無料で行くことができます。
そのため、今回は、常設展を見るのは3回目です。初めて行ったのは、住んでから、5か月後のモスクワの日でした。その時に比べてプーシキンの作品をさらに読んだし、他の博物館などにも行き、前回と違う発見があると思い、何回見学しても新鮮です。

正面階段

クロークでコートを預けたら、階段を上るところから見学がスタートします。階段横にある壁画です。

階段を上り切ったところに、彫刻があります。

階段を上って、左に行くと、このような部屋があります。プーシキンが生きた時代背景が分かるような展示になっています。

家具の装飾も見事です。

拡大してみました。

さらに、階段を上るとこのような部屋になります。プーシキンの作品などがざっと展示されています。

プーシキンの子供時代のホール1

モスクワに生まれたプーシキンの部屋の感じを再現した部屋です。1812年のモスクワの火事で、すべて燃えてしまったようです。そもそも、プーシキンの生まれた場所というプレートがモスクワ市内にありますが、最新の研究では、諸説あるようです。バウマンスカヤ付近で生まれたことは確かですが、正確な家の情報は、諸説あるようです。

プーシキンの家系図です。プーシキンのおじさんの家博物館にも同じものが展示されていました。
プーシキンのおじさんの家は、バウマンスカヤにあり、現在は、博物館になっています。こちらも、また別の記事で紹介する予定です。

1812年の火事で燃える前の赤の広場の様子を描いた絵です。

プーシキンの子供時代のホール2


プーシキンの子供の頃の肖像画があります。

プーシキンの子供時代のホール3



アーチになっているところから、次の見学場所の大ホールを見ることができます。

控室

階段を降りた所です。

大ホール

プーシキンの原稿です。

このようなライトもありました。

オネーギンホール


プーシキンが生きた頃のピストルです。

花言葉を知ることができます。

『エフゲニー・オネーギン』の原稿です。

角にある客室


テーブルの上には、サモワール(湯沸しポット)があります。

サモワールのふたには、松ぼっくりがついています。お湯を沸かす時に、松ぼっくりを使います。

サモワールに関する記事はこちらからどうぞ。

これも、プーシキンが描いたものです。プーシキンは、詩だけでなく、絵を描くのも上手だなと思います。

華麗な寝室

天井です。

『青銅の騎士』ホール

サンクト・ペテルブルクにあるピョートル大帝の像の模型です。

プーシキンの作品の中に『青銅の騎士』というのがあります。

階段を上ると、『プーシキンのおとぎ話』のコーナーもあります。

昔の生活の道具の展示があります。洗濯板などがあります。

たぶん、小学生が見学に来た時は、ここでガイドツアーが行われると思います。

糸を紡ぐものです。

台所で使う道具です。

私が好きな『金鶏』もおとぎ話なので、『金鶏』に関する展示もあります。

『金鶏』のシェマハの女王が登場する場面の人形です。

『サルタン王物語』の場面の絵もあります。

階段を降りて、また、常設展に戻ってきました。



書斎

プーシキンの本がたくさん展示されています。

プーシキン文学博物館のホームページ

最寄り駅

モスクワ市内にあるプーシキンゆかりの地


【2月10日の過去記事】


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