第五章:フランスの映画館事情について
映画館は観光地だ
映画ファンにとって、映画館は観光地だ。国によって映画料金が違うのはもちろん、客層や上映スタイルの違い様々な発見があるから楽しい。
例えば、スイス・チューリッヒの映画館に行った際には、観賞料金が一般22フラン(約2,600)円だったことに驚愕し、オリヴィエ・アサイヤスの『アクトレス~女たちの舞台~』という2時間ぐらいの映画にもかかわらず映画の途中で10分間のインターミッションがあった。観客は、インターミッションの間にアイスクリームを買ったり、お手洗いに行ってたりしていました。また、映画のチラシが置いてあったのですが、日本と比べて一回り大きいものでした。紙質も良いので、映画ファンにとっては素敵なお土産となります。
フランスの場合どうだろうか?
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