ビジネスフレームワークの正しい使い方
皆さん、お久しぶりです。
くろさらです。
今日はビジネスフレームワークの使い方についてポイントをお話しして行きます。
ビジネスフレームワークと言えば有名なところだとMECE(漏れ無くダブりなく)や、3C、SWOT分析などがあります。
このビジネスフレームワークは万能ではありませんがみな優秀な経済学者や実業家、経営学者などが一生を費やし、ビジネスを行う上でのセオリーを理論的、体系的にまとめ上げ誰でも活用できる様にしている物です。
しかし、このビジネスフレームワークには注意しなければならないポイントがあります。
それについて解説したいと思います。
1.ビジネスフレームワークはあくまで結論を最速で導くサポートにすぎない
よく何でもかんでもビジネス本に乗った通りのフレームワークの使い方に沿って進行させ間違った結果を導き出したり、余計に時間がかかってしまい、結果フレームワークを使わなくなった人も多いのではないでしょうか。
ビジネスフレームワークは適切なタイミングで適切な情報に対して行わなければ効果は出にくいことが多いことを理解しなければなりません。
ビジネスは常に生き物であり周りの環境も変化します。なので一つのフレームワークだけではその環境のパラメータに対応できず結果失敗してしまうのです。
フレームワークの前にきちんと情報を整理し、その情報にあうフレームワークを組み合わせるスキルがあって初めて効果が最大化します。
なので、諦めずより多くの経験をフレームワークを活用してノウハウを蓄積することで、他のビジネスマンとはかけ離れた成果が出るわけです。
花開くには時間がかかりますが、その花は必ず咲き他とは比べ物にならない綺麗さになる事を覚えておけば、挫折は少ないかもしれません。
2.フレームワークの名称を出しすぎると嫌われる
世の中は勉強している人だけではありませんし、経験だけでのし上がってきた根拠のないレガシーな人間が日本は大半を占めています。
彼等は学ぶ事が恥ずかしい事だと思い込んでおり、世界的な実業家や経営学者が実績を出した素晴らしいフレームワークや根拠よりも、自分が正しいと信じて疑いません。
そんな人がチームの大半を占めているにも関わらず 『MECEで考えてみよう』などと言うとやれ生意気だ、教科書通りじゃうまくいかないだの足を引っ張られ結果自分の意見を通しにくい状況を生んでしまいがちです。
なのでなるべくフレームワークの名称は言わずに説明できる技術を身につけておくと、彼等にはあたかも自分達と同じ人間の様に見え、なかなか鋭い視点を持っている優秀な奴だと認識されやすくなります。
世の中は正しい事が必ずしも適切とは限らないのでフレームワークの恩恵を十分に受けられる様にポイントをしっかり押さえていくことが、エリートサラリーマンの第一歩だと思います。
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