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マルグリット・デュラス ラマン(愛人)レビュー・感想・あらすじ 【1】

副題: ーーマルグリット デュラス 『ラマン』 は大人になって人生に引き摺り込まれる前に全少女が読むべき性愛小説よーー(ネタバレあり)


これは 2022年12月20日 19:21 の記事の再アップです。
スマホで不要な下書きを大量に削除していたら別の記事の削除ボタンを押したつもりで誤ってこっちを消してしまったんです。

通常は削除したら絶対!復活できないし、なんの下書きも呼び出せないのです。note運営に泣きつこうが、どのボタンを押そうが、もう何しようが無理と言われています。

しかしふとPCに記事の”URL”をメモしていたものを見つけ!それクリックしログイン画面からネット検索したら「削除済み画像」としてデータが残っているんですね、そこからコピーできました。

へ、へえーーーURLさえ記録があれば削除した記事を呼び出せるんかぁーー。でも普通URLなんてメモしてないよね、でも例えば自分の記事一覧のURLとか記録してる人はそのURLの記録から削除データ呼び出せるかもしれないので試してみてね、それを新規記事にコピペすれば再生できるかもよ。
みたいなマニアックなトリビアを得ました。

関連の次話はこちら↓

ごきげんよう。
マヨコンヌよ。

『ラマン(愛人)』

って小説、ご存知かしら?


え、知らない?

じゃあ、映画は?

戦前の植民地時代の旧インドシナ(ベトナム)。

15歳の白人美少女と中国人富豪の、植民地時代には絶対的なタブーであった禁断の異人種間の性愛を描いた映画よ。

やたらめたら最初から最後までベッドシーンが多いので、当時、無駄に話題になったものよ。

そしてね。

白人美少女役のジェーン・マーチが

えっこれ本当えっこれ大丈夫なの?
これ本物のまだ15歳かそこらの少女なのでは?
これは…ほんとうに合法なのかあッ?!

と不安になるようなローリロリしたいやらしけしからん未成熟なフレッシュなすんなりとした肢体を惜しげもなく晒し、また中国人富豪役も一番セクシーで美しかった時代のツヤッツヤのレオン・カーウェイなので、

まあそのなかなかのいやらけしからん官能的な素敵18禁映画なので小説とはなんか中身全然違うけどこれはこれで違う話としてすっごく萌え萌え~なのでぜひ見るといいわよ。

実はわたくし、この原作である小説『ラマン』
その裏小説である(いやこっちがオモテかな?)『太平洋の防波堤』

って二つの小説が両方とも大好きで。


10-20代の頃の愛読書だったのよ。。。

全乙女が大人になるためには絶対に読むべき性愛についての不都合な真実について学び、乙女は世界にどう立ち回り生きるか考えるにふさわしい最高なビルドゥイングスロマン小説だと思うわ。

ちなみに↓このラマンの表紙の美少女の写真…映画に出てくる女優じゃないのよ。(映画の表紙と小説の表紙の顔、よく見ると違うでしょ?)


なんと当時の十代の少女のマルグリットデュラス本人よ。

セクシーでありながら強い意志を感じさせる瞳が、本当に美しいわよね。


どっちの小説もほぼ実話。全く同じ著者の少女時代の物語をふたつの側面から描いてるの。

では今回は『ラマン』のあらすじよ。


第二次世界大戦よりもかなり前の、植民地時代のベトナムで、15歳の白人美少女だった頃の著者が、本当に出会った、年上の中国人富豪。

彼とのあまりにもタブーな愛人関係、

著者の早過ぎる初体験とめくるめく性愛の記録。

中国人が借りた小部屋で、繰り返し重ねた身体の記憶。

白人共同体からはとんだ恥さらしとして白い目で見られ、

もちろん母親や兄からもひどく非難され、特に母親からは繰り返し殴打されるほどの罰を受けた情事。

つまり。

著者のはじめての性愛体験とは

「このままでは死ぬレベルの超ド級の貧困から脱出し、なんとかして祖国フランスに生きてたどり着くための渡航費用を稼ぐため、植民地時代にはタブー・オブ・ザ・タブーな異人種間売春」

をする事だったのよ。

女教師の娘として生まれたお堅い15歳の少女がそこに踏み込むには凄まじいためらいがあったと思うわ。

でも生き残るには、そして家族を救うには、他の方法はなかったの。

しかもさらに酷いことには、15才の著者は、家族と自分が生き残るためにやむを得ず行ったその異人種間売春で、その全く愛してもいない有色人種男との肉体交渉でくりかえしくりかえし肉の悦びを感じてしまったのだわ。

気持ちとは裏腹に自分の15才の肉体は…全く愛してもいないはずのけがらわしい下等人種男との肉体交渉にすっかりハマってしまい…

フランス人とはあまりにも違う中性的にも見える東洋人の男の独特の姿かたちやら、とことんに滑らかな肌の感触の虜になってしまったの。

彼の肉体をとめどなく切望してしまう自分。

自分の肉がそれを求めてしまったこと。
それは却って

すさまじい屈辱。
すさまじい黒歴史。

そして結果としてその時の鮮烈な性愛体験が身体に刻み込まれてしまいいつまでもいつまでも忘れられず、

その後はデュラスはすぐインドシナを離れて、フランスに渡り生涯フランスに住んだにもかかわらず

すっかり性癖を変な方向にこじらせてしまい(おい)


…そのお…つまり…アジア男フェチ?というのでしょうか…

著者はその後の人生で現実にも東洋人の男と肉体関係をもったり、東洋人の男との性愛体験をテーマにした作品を繰り返し発表している。

・・・・・

なんという自己矛盾。

(ちなみにその後彼女が高齢でパリで死んだ時に彼女を看取った最後の愛人中国人青年よ。) 

(てゆか、38歳年下って…いろいろとダメやろ…)

でも。

この小説の最後には重要な後日譚が添えられているの。

パリに住む小説家となった老いた70歳ごろの老婦人デュラスの元に、ある日、電話が鳴るの。

デュラスが仏領インドシナを離れてから、数十年間、二度と会う事はなかったその中国人富豪青年だった男からの一本の電話よ。

もちろん電話口の彼の方も既に老人になり果てているはずなんだけど、ほんの一言声を聞いた瞬間、デュラスは電話の声がたしかに50年以上前に別れたあの、インドシナの中国人青年の声だと一瞬でわかるの。

そして中国人富豪は言うの、言葉を詰まらせながら。


ただただ声が聞きたかった。

あなたを愛しています、あの時も、今も、そしてこれからもずっと。


と。

だから彼女のこじらせ性愛初体験=売春体験

実は

相手の男にとっても人生唯一無二のこじらせ恋愛体験だったのね。

とにかく少女は、生き残るためには、家族を餓死させないためには、売春しか選択肢はなかったの。

世界が、社会構造の矛盾が、毒親の壮大な破産が、少女にその初恋を宗主国フランス人にあるまじき恥晒し的な異人種間売春として強いてしまった、というとてつもない残酷な状況があったんだけれども、でもそれはそれとして、それでも彼女は彼の肉体を心の底から求めていた。

そしてあれは結局のところ初めての恋であったのかもしれない、

いやそれは実は愛ですらあったのかもしれない。


50年超の年月の経過による痛ましい傷の風化と、その一本の電話によって、いままでデュラスの中で意固地に冷え固まって張り詰めて封印されていた何かがほぐれ解けて、

そしてデュラスは電話を切ったあと床にへたり込むようにして泣き崩れるの。

形はどうあれ、結局ふたりにとってそれは生涯で最も求め合った性愛体験であったのね。

それが自覚できた時、デュラスは50年越しに自分の過酷すぎる恥辱の黒歴史を自分で許したのだわ。

というお話よ。

男女経済格差とか
貧困とか
人種差別とか
身分制度とかがある限り、

性というものは商品化される。

そのような矛盾がある限り現実世界にはじつは100%純粋な恋愛やら結婚は絶対に成立できず、恋愛やら結婚はすべからく多かれ少なかれある程度妥協に基づいた、

本物の情熱とは乖離した人身売買的な様相

を呈してゆく。

そして健全な営みであり悦びであるべきであった性は本来の欲望や本来の意図から遊離していって性差別、人種差別、経済差別に満ち満ちた 


悦び無き、虚しき商取引へと堕ちていく。


だけど。

そういう社会状況の中でどんなに汚され翻弄されようとも

やはりふたりの肉と魂は奥底から強烈に惹かれ合っていた、あれは互いにとって唯一無二の体験であった。

そういう話。

ちなみに題名の ラマン(愛人) L'Amant とは 『彼女の男』という意味なの。『彼の女』ではなくてね。


で、

だからこの「ラマン」という小説を『援助交際を礼讃する書』『性の商品化のすすめ』みたいに思って小バカにする人も多いけど…

それ、あべこべだと思うの。

わたくしはこれを読んでむしろ、

『どんなに社会体制の矛盾やら経済格差やらが性を商品化させようと目論んでも、その奥にある生物の自然な官能やら喜びやらを最後の最後までは消し去る事はできない。そういう意味では人間は良い意味でやはり自然の生命であり、そしてどんなに鎖で繋がれていようとも魂だけは自由なのだ』

というようなメッセージを感じて『そうだ自分を大切に、自分の内から湧き上がった本当の情熱が一番第切なモノなのだわ、それを大切にしよう』と思うのよね。。

そもそもこれは援助交際の小説ではなく

①毒親からの自立をテーマにした小説


であり

差別する者と差別される者、強者と弱者が繰り返しシャッフルされるかのように反転をくりかえされている事によって浮かび上がる

階級や人種の差別が世界の中心にいかに重くのしかかっていようともそんな事では人間の優劣をジャッジする事などは不可能なのであるという事を繰り返し

②パンキッシュなまでの差別意識への大いなる反骨

みたいなものを感じると思うのよね。

マルグリット・デュラスは実は夫が社会主義活動で牢屋にぶち込まれたレベルのゴリゴリの共産主義者でもあるの。だからこの小説には『どんなむごたらしい差別と階級制度が社会にあろうとも、どんなにそれを信じ込まされていようとも、実際にそういうシステムの渦中でどのように憎しみ合されてようとも、人種に優劣なんてあるわけねえよ‼️階級で人間の質が変わるわけねぇよ‼️人はそんなものは飛び越えて愛し合ってしまったり憎しみあってしまったりするんだぜぃ、どうだこれが人間だ、まいったか‼️』みたいな共産主義者平等思想的な…いやこれもうアナーキー思想かな、そういうメッセージがビンビンに沸き立ってると思うのよね。

あとね、これ読んだらね、乙女たちはむしろパパ活やら援交やらする気がむしろ失せると思うわよ、

むしろね、少女たちはきっと、『売春って本当にやだなぁーーよし売春しないわ、玉の輿も狙わないわ』って思い至りそして

『私は性とお金をリンクさせた心身売買なんかせず、

真っ当にただひたすら自分の性癖をとことん追求する事を誓うわ!!

好きでもない男と嫌々婚活するくらいならわたしには薄い本があるのよ!!あと台湾実写BLとか!

みたいなものごっつピュア清らかな気持ちになれて世界はとっても清潔になるとおもうのだけどなぁ。。。

どう?

皆様はどう感じるかしらネ?

ではまたね。チュッ♥

◆追伸:もうひとつの重要な話◆

しかももうひとつ重要な事をいちおう書いておきますけどねーーー、この時代には、オタク男子向けの萌えゲームや萌えハーレムアニメも、薄い本も、インターネットの無料違法動画も、なんもないんじゃ!だから今とは比べ物にならないレベルにロリ美少女の需要があったんじゃ!そして植民地時代の宗主国白人の女を現地人が買うとのは身分制度の超絶のタブーでもあったんじゃ!そこに出てきた現地人華僑に白人のロリ美少女ってそれ、超絶に需要があるけど超絶に供給がないという、天文学的に価格が釣り上がるのが当然の奇跡の商取引カップリングだったんよ!デュラス自身も『15歳で私は老いた』(=せいだと思う、あれ以来ぜんぜんあんなモテ方はしなかったんだよねー)みたいな事を繰り返し書いてますが、ちげーーーーーよ!お前もうすうす解ってる癖にとぼけんなよ!

残念ながらデュラスさんそのものの本質は『ラマン』の当時のようなトンデモネェーモテ方をするようなモテモテ女ではねーんだよ!宗主国白人&ロリってことで『ラマン』当時はデュラスさんには事実確かに天文学的な価値があったんだけど!フランスに渡ってしまえば周囲はみんなフランス人だもん、デュラスさんにはなんの希少性もないから!18歳越えればロリとしての希少性も完全消失だから!そして偏屈なコミュ障アル中キャリアウーマンなんか、需要、ないから!

そんでよ、



おい!中学生ども!

おまいらまだバカだからなかでも本当にバカな子が『てことはわたし若いし…ロリ好きなおっさんと不倫でもしたらお小遣いガッポガッポ稼げてひと財産築けるかしら…』と勘違いしてるだろーけどな!おまいら令和の中学生にはデュラスと違って全くろくな需要が無い上に供給があり過ぎるんだよ!おまいらの競争相手はネットの推しの子とか、月曜日のたわわちゃんなんだよ!勝てねえだろ!しかもおまいらを買おうとしてる奴らはお金を払わず逃げたりする経験を1000回くらい重ねた百戦錬磨のしょーもない経験を積み上げた、しかもエイズとかの梅毒とかの性病とかも持ってるかもしれない、インチキのプロなんだぞ!お前自身が非合法な事やる以上は余程な事がない限りケーサツにも訴えても助けてもらえないし、たとえケーサツに助けてもらえてもお前にも前科ついたり近所中と学校中に変な噂が流れたりするのやぞ!

それとだ。

見ず知らずの男と2人っきりになって、いきなりホテルとか、そいつの車とか、訳のわからん密室に連れて行かれて、オマエ、初めの予定の金額のお金を全部うまく回収できる能力あるのか?それ相当ムズイ価格交渉やど?一切の暴力も受けたりせずに取引終わらせられる自信あるのか?避妊対策とか性病の対策とかも騙されずにキチンと100%させること、できるか?NGのプレイを無理にされないようにして貰えるか?!そもそも相手は非合法の中でも非合法な売春を未成年の中でも特別若い子とやろうなんて事を考えるような倫理観念の欠けた相手なのよ、中には倫理性のかけらもない輩も相当混じってるはずだぞ?エイズにかかって絶望した後、エイズとつたえてまともな恋人を見つけられる自信もないからエイズである事を隠しながら毎日毎日狂ったように買春してるような人、ありえるぞ…。エイズとハッキリ解ってるのにやりまくりとまで悪質でなくても悪質な性病うつされる可能性も高いんだぞ。

自分より腕力も、金も、機動力も、圧倒的な奴と、完全な密室に2人きりとか車に乗せられてどっか行って、そんで警察に守って貰えない非合法取引するのやぞ?

そしてロリ未成年のオマエを買おうなんて、そんな非合法な事を平気でやろうなんて相手は、オマエとの取引でだけはなにひとつ約束を違えずに、オマエの言い値通りの金を払い、避妊などの約束を守り、暴力を振るわないと…は思えない。

マトモで約束守る人もいるよ、でも、ヤバいのがかなり紛れてて、そういうヤバいのに限ってマトモな人より100倍くらい買春してる=そういうヤバいの出現率は相当多そう、って事だよ。

殺されたりケガさせられる事はなかったとしても、車で変な場所に連れて行かれて酷い目に遭わされて写真とか撮られて学生証人質にずっと奴隷のようにコントロールされるとか、妊娠したり一生を台無しになる2度と治らない性病にかかるリスクもよくかんがえろよ?

割に合わな過ぎると思わないか?

それでも、

それでも、

どーしても売春したいというのならばと言うのならば、

まずは極真空手道場に入門し、そこで黒帯を取り、そしてその道場内で君と一緒に徒党を組んで売春を一緒にやってもいいよーって考えの黒帯の未成年の女の子を15名ほど募り、それから全員で猟銃免許と車の大型免許を取得して、それから、みんなで絶対に収益の上がるキチンとしたシステムを構築した上ではじめなさい。万一の時に逃げられるように毎朝5時に起きて毎日40分の走り込みも必ずやりなさい。

(たぶんその頃にはパパ活でボロ儲けする事になんかすっかり興味がなくなって、サバイバルか武道に興味がある妙にいかついスポーティー大人女子になってると思うけどね。めでたしめでたしあーーどっとはらい)

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次回



次回は『ラマン』と全く同内容の著者の同時期の自伝を

がらりと雰囲気の違う別視点から描いた小説

「太平洋の防波堤」の紹介よ。

実はわたくし夢見ごこちでポエティックな「ラマン」も大好きなんだけど、「太平洋の防波堤」の方がさらに10倍くらい大好きなのよ。

てゆうかこの二冊を重ねることで性愛の真実と本当に大切なものが見えてくるというか…(でも別に皆様はむりに両方読まなくても大丈夫よ、だってわたくしがこうやって両方ともガッツリ解説するからね❤︎)

「太平洋の防波堤」はね…ドチャクソえぐい話なんだけどそれがまた最高なのよ…

ええっとね、一言で言うとね、

『人類の分際で太平洋に挑み、自然の大海を打ち負かそう、植民地政府にも打ち勝とう、太平洋を防波堤で囲んでそこに豊かな広大な農地を作ろう、現地の貧しいベトナムの農民どもを上から目線で救いながら自分も一獲千金しよう、という無理があるにもほどがあるトンデモ社会革命を企てた馬鹿な誇大妄想狂ギャンブラー革命家サイコパス女教師シングル狂人フランス人お母さんと、不幸にしてそんな大ハズレ親ガチャを引き当てたチンピラ息子とチンピラ娘の悪あがき、そしてカエルに似た中国人華僑から家族で奪い取ったダイヤモンドの換金にまつわる♥ハラハラドキドキ♥生きるか死ぬかのハートフルケロケロゲコゲコ🐸ストーリー』みたいな話かな。。。🐸

なんていうのかなあ。。。『事実上革命家を志してしまってる仕事のできない夢を語る系カイジなママ』VS『ママに巻き込まれて人生詰んでウッカリ熱帯の路頭で死にかけてるやっぱりカイジタイプな子供たち』の命を懸けた親子間生き残りギャンブルチキンレースデスマッチみたいな。。。話なのかな。。。そこにエロが絡んでて。。。その。。。ええと。。。

次回の方がもっとダイナミックでエロエロしいとんでもないエグエグな禁断のテーマに迫ります!

次回↓

待ちきれない方はこちらを読んでくれい。
↓文庫の方も文学全集の方も絶版ぽいけど、時々お安く古本が出てるから、片方開けても在庫切れでも絶望せずに両方とも開いてみてね。




マヨコンヌの理痴的★読書感想文 もくじ

   
D・H・ロレンス


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ドストエフスキー

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