吉永小百合史上で最もエロい映画「天国の駅」ネタバレ感想レビュー:三浦友和や津川雅彦との濡れ場よりまさかの西田敏行×サユリ様がセクシー過ぎた
いやね...わたくし、吉永小百合、大❤︎好きなんですよ。
で。
JRの広告とか見るにつけ、美しいサユリ様のさらに神がかって美しかった時代の御姿を映画で見たい気持ちが何度も湧いてくるわけです。
でも....
わたくし、カンフー映画か、もしくは、カーチェイスがあって何かが盛大に爆発して銃撃戦がある映画にしか興味なくて...。
しかも私、油分の少ない爽やかなイケメンが嫌いでしょう。さわやかなイケメンが出てくるだけの清らかなラブストーリーとか北国の小学校の先生の映画とか、そんなもん2時間も耐えられん...。
そんな中、
サユリ映画史上最もいやらしいというこの映画ですね、
津川雅彦と!
西田敏行と!
三浦友和と!
サユリ様がエロえぐいベッドシーンまで演じる上にわたくし大好きな丹波哲郎まで出演するという 触れ込みでしたので
ウッカリレンタルしてしまいました。
Amazonプライムだと↓7日間レンタル400円でした。
結論として★五つですよ。
完璧ですよ。
だめっ…だめです…やめて下さいっ
と嫌がる小百合様に無理強いっぽいイケナイ事を仕掛け
そして高貴なお顔でウッカリ感じてしまう的な小百合様らしからぬ反応がもう最高です‼️
そしてですね、濡れ場がはじまる以前にね、
もう映画のはじまりしょっぱなから
西田敏行がメチャクチャ色っぽいんですよ⁉️
ハァ⁉️に、西田敏行だろ⁉️に、に、西田敏行ごときが、あの西田敏行なんかかセクシーだとオオオ⁉️頭大丈夫か⁉️
って皆さん今思ってるでしょうが本当にセクシーなんですってば!
誰が西田敏行をここまでセクシーにしたのでしょうか!
奇跡だ!!!
エロの奇跡だ!!!
西田敏行の下がり眉毛をそり落とし精悍にさせ、肌色を黒くし、片目を濁らせて神秘的な色気を出し、西田敏行の小柄ながら厚みのあるガッチリとした体型を更に引き立てるべく厚手のセーターや厚手のジャンパーを着せてオークのごとき逆三角形ガッチリゴリマッチョ感を演出...。そして知的障害者役ということで西田敏行の普段のこずるい計算高いテイストが完全に封印され、普段のこずるい愉快な助平感が一気に
愛らしさと
鮮烈に全力にピュアなエロスに
変換されてしまうという…
誰だこれ思いついた人 天才か。
ただ...この映画、基本的に★5つつけまくってる人が多いけど、思いっきりディスってる人も多少いらして、評価がバーンと分かれてるけど、
ディスってる人の気持ちもわからんでもない。
<一般的苦情1> サユリ様がちっとも殺人犯らしくない
当たり前だろう!!!
心の汚い女を演じるサユリ様なんか我々は見たくねえんだよ!!!今回もサユリ様は天使のように清らかにぽーーーっとしてただけなんだよ!周囲の男どもがガツガツしちゃったから殺人事件が起きちゃったの!それでいいの!女盛りで欲求不満でお困りであられるというとんでもねえ設定のサユリ様を戦争による怪我の後遺症で不能になった旦那がイライライライラと何年もいじめとったら近所中の男どもが精神に変調を来たしてくるのは当たり前でしょうが!そら殺人事件が起こるべくして起るがな!だからこれでいいの!
<一般的苦情2> サユリ様のベッドシーンがいっぱいあるのにイマイチいやらしくない
当たり前だろう!!!
そもそもえげつないサユリ様を我々は見たくないの!見たいけど見たくないからこれでいいの!それにそういう設定なの!サユリ様は三浦友和(扮する若者)に抱かれても、津川雅彦(扮する温泉旅館の主人)に抱かれても、イマイチ燃えなかったの!
無理強いされつつウッカリちょいちょい身体が反応しちゃってるけど、それはそれでとってもとってもエロいけど、ガーッと完全燃焼に燃えまくらないの!
なぜって
サユリ様は西田敏行(扮するばっちい知的障害のホームレス青年)の
無償の愛に心打たれるまで愛を知らず
本気で男に抱かれてないから
西田としか本気でいんらんに乱れなかったの!!
西田敏行としか‼️
だからいっぱいベッドシーンあるけど、この映画のサユリ様の本気ベッドシーンは西田敏行(扮するホームレス)に山の中の温泉で自分から満面の笑顔で抱いてくれと懇願する
あの2秒
だけなの!!!それでいいの!!!
え、なら西田敏行(扮するホームレス)とサユリ様のベッドシーンをもっと長くやれ...と?
いやだからそれ、見たいけど見たくないだろうサユリストたちは!!!
あのね...言っとくけどあの西田×サユリのベッドシーンをガチで本気出してやっちゃったら...きっとヤバいよ?!本当に...いいの?!
まずは↓この西田敏行の芸達者すぎる芸でも見てくださいよ、これを見てもわかる(?)ように、西田敏行には本気出したら、
西田敏行にはきっと目を覆いたくなるようなフランス映画も真っ青な日本最高クラスの濡れ場を演じるキャパはありありにありますよ。
しかもサユリ様はね、ああいう最高に気品ある女性はね、ああいう人こそ、
本気で乱れれば最高にえげつないのができるキャパをきっとお持ちですよ。
だからもしあのサユリ様と西田敏行のベッドシーン?を示唆する?程度のあのシーンをですね、
あそこだけ代々木忠監督に撮らせて40分くらい付け足せば、この天国の駅は2時間40分の歴史に残る最高傑作にして怪作になったでしょうけど、
でもそれ、見たいけど見たくないんでしょそういうの!!!
私もすごく見たいけど見たくないのよ!!!
わたくし、そのサユリ様が西田敏行(扮する知的障害者)と結ばれ(るのを示唆する?)2秒のシーンで、ピュアすぎる西田敏行に、マジでガン泣きしたわ...。
あの2秒を仮に代々木忠監督のガチな40分に差し替えるとかなり涙が引っ込みそうなんでやはりアレでいいのよ...。
(いや代々木忠監督も時にものすごく感動的なのを撮りますよ?でもね、ガチでエロいことする「前」に、他の男達とはそうならなかったのに、ふたりの心がビシーッと繋がったという、そのあたりの文脈のピュアな感動がね、その…観客の脳から吹っ飛んで消えちゃうでしょ…ヨヨチュー監督×西田敏行で40分収録出来るくらい本気出しちゃうと…)
<おわり>
追伸
吉永小百合様が女優や文士も参加するある句会で『色っぽい句』といお題が出た時に20代の頃に読んだという俳句をオマケにつけときます。
『松茸は舐めてくわえてまたしゃぶり』
えっ。
えっ。
本当に?!
あ、あのサユリ様が?!
いやはや句会に参加した人々は動揺したでしょうねぇ…
あ、いや、これを読んでやらしい事考えるとしたらそんなわたくし達の方がオカシイのよね。そうよね。
きっと秋の味覚とかそういう話よね。。。
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