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【旅の記憶】2019年11月 九州の思い出(第3日:島原半島・長崎を行く)

(2日目はこちらから)

2年前の旅行の続き。熊本県・天草の下田温泉から、島原半島、長崎市を目指します。

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下田温泉神社という名前の神社。11月の平日の朝の温泉街には人通りが皆無です。

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温泉改築記念碑。こういう記念碑、いいですね。

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橋の高欄の模様が教会をイメージしているのも、この地域ならではでしょうか。

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下田温泉のバス停。人はいませんでしたが、温泉街の中心っぽい場所です。

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富岡城跡。島原の乱で一揆からの攻撃を受けたのですが、落ちなかったお城です。石積みの色合いが独特です。

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鬼池港からフェリーに乗り、天草から島原半島・口之津へ。きれいな島影を見ながらのしばしの船旅。

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南島原・口之津の港に到着。看板にある原城跡を目指します。

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口之津のバス停近くには、昔の島原鉄道の廃線跡がありました。学生時代に旅行した時には当時の終点・加津佐駅まで乗った経験があります。その時は雲仙普賢岳の噴火が続いていた頃でした。

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世界遺産・原城跡まで路線バスで移動。原城前バス停には、ほとんど人通りがありませんでした。ここから世界遺産まで歩きます。

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原城まで歩く道の後ろを振り返ると、草原の向こうに雲仙普賢岳が見えました。島原の乱の最期の激戦地は、とてもきれいなところでした。

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島原の乱で破壊された原城跡。対岸の天草が一望できる美しい静かな丘の上です。

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バスに乗り、島原市内へ。大火砕流で被害を受けた水無川の橋を渡ります。

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島原は、江戸時代の普賢岳の大噴火後の眉山の山体崩壊でできた地形と、びっくりするくらいに豊富な湧水の町です。白玉団子を冷たい湧水で冷やした名物・かんざらしをいただきました。

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かんざらしと並ぶ名物・島原そうめんもいただきました。

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少しだけ島原鉄道を利用して、島原駅へ。お城をイメージした立派な駅です。

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島原城の復元天守閣。本丸は駐車場になっているので、非常に不思議な光景です。

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江戸時代の普賢岳の噴火の影響で山体崩壊した眉山。昔の絵図、有名な「島原大変、肥後大迷惑の図」です。山体崩壊した眉山の土砂が有明海に一気に流れ込み、島原城下は土砂に飲み込まれ、有明海は大津波が発生し、肥後に達しました。

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今でもたくさんの湧水が湧き出している島原城下。湧水庭園「四明荘」を見学。スタッフさんに湧水を見るポーズを取る写真を撮られてしまいました(笑)。

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島原鉄道の車窓から。海に近い駅、大三東駅の黄色いハンカチです。

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諫早駅からは、国鉄色のディーゼルカーに乗車しました。懐かしい。

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長崎駅に到着。クリスマスイルミネーションのある、普通の都会がちょっと懐かしく感じました(笑)。

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中華街で長崎ちゃんぽんを美味しくいただきました。

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3日目の締めくくりは、稲佐山の夜景。長崎の夜は、こういう楽しみ方もできて良いと思いました。

【終わりに】
朝のうちに天草から島原半島に渡り、世界遺産・原城と島原市内を巡りました。美しい景色やおいしい食べ物にも出会うことができ、とても充実した時間を過ごせました。長崎の夜も、中華街や稲佐山で満喫することができました。どの場所もいつかは再訪したいと思うところばかりです。

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