【両国でまちあるき】②両国駅周辺を歩く(前編)
両国駅は、かつての総武本線のターミナル駅であり、国技館の最寄り駅という、そういう雰囲気たっぷりの駅と国技館を前回紹介しました。
(前回の記事はこちら)
今回は、駅周辺を探索した模様をレポートしたいと思います。
■両国駅から隅田川へ
そして、堤防のコンクリートに、こんな標示を見つけました。
このトンネル、鉄道橋を斜めに交差して横断して、対岸までつながっていて、ケーソン工法により川底にケーソンを沈設して繋げています。下のサイトの記述がとても詳しいです。
おお、この付近は7月に4年ぶりとなる隅田川花火大会が開催されます。それだけ当日は人で溢れかえるのでしょうね。
■両国駅付近を歩く
■関東大震災の慰霊の地へ
両国と言えば、関東大震災で甚大な被害を出した場所として有名です。陸軍の被服工廠(軍服などを作る工場)が移転した跡の空地に震災からの大火を逃れ、避難してきた人々が集まったところに熱風の旋風が襲い、何と3万8千人もの犠牲者が出た悲劇の地です。今は、東京都慰霊堂や、震災復興記念館などのある、横網公園などがある場所です。
この公園の中、訪れました。ここで見たもの、とても印象深く、これはじっくり見ると人生観が変わるほど衝撃を受けた場所です。それについては、次回お伝えしたいと思います。
■終わりに
両国駅近くには、隅田川があり、地上と地下を走る線路を感じることができます。また、国技館や江戸東京博物館、ポンプ所などもあり、バリエーションに富んだ施設があるエリアです。
それよりも、何と言っても関東大震災でとてつもなく大きな被害を被った悲劇の地がこの場所にあります。この地に建つ東京都慰霊堂や復興祈念館。とても印象的な場所でした。次回はこの場所を訪れていますので、紹介したいと思います。
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