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【感想】『読みたいことを、書けばいい。』ライターの本質を学び、ひどく反省した話

世間はお盆が明けて仕事が始まっていますね
私は明日2024年8月20日から仕事が再始動です

お盆休みは久しぶりの11連休
お休みの間にSEOライティングやWEBマーケティング、アフィリエイトブログのノウハウを勉強していました

そんな中、いろんなインフルエンサーがオススメしていた本
『読みたいことを、書けばいい。』田中泰延著
を読んでみました

結論としては、

自分が読みたい文章を自分で書けているのか
書く言葉ひとつひとつにこだわりがあるのか
一次資料まで調べて文章を書けているのか

そういった、書くための本質を突いた一冊です
小手先のテクニックじゃない

なんかわからんけど挫折を味わいました
そしてガツンと頭を打たれた感覚を持たされました
大いに反省です

この文章は過去の自分、今の自分、未来の自分のために書かせていただきます
そして、自分の文章を愛そうと改めました
次点で読んでいただいたあなたに捧げます

自分が11年ブログを書いていて夢中になって書いていた一年目を思い出しました

ちなみにこの結論を先に述べる形式は本著の言いたいことからずれているのは内緒。

『読みたいことを、書けばいい。』

ライターや物書きのインフルエンサーがこぞってオススメするので購入

何のために書くのか、自分のために書く

このお盆休みの間
✅WordPressで「けんこうなほうし」名義のドメイン取得してブログ開設
✅SEOライティングを勉強
✅売れるブログのコツを勉強
していました

ブログやWEBライティングで稼いでいる何人のインフルエンサー、
何冊かの本を調べてみて共通して述べられていたのが

誰かの 何の悩みを解決するかを考えて書こう

稼ぐ文章、アフィリエイトサイトや物販してもらうためには
読者に価値を提供する必要がある

しかしこちらの本書では、まず自分が読みたいと思う文章を書くことが大切としています。

まずは、自分が読みたいと思う文章を書く
それから結果として誰かが読んで価値ある文章と評価する

まずは自分の文章を愛すること
これが大切なんですね

随筆とは、事象と心象が交わるところに生まれる文章

田中氏は
文書とは、レポートや仕事の企画書のように、書かされ読みたくないものと定義しています

そして文章とは、書きたい人がいて読みたい人がいるものと定義しました
特に随筆は事象と心象が交わるところに生まれる文章と階層化して説明

事象(事実)中心が「報道」「ルポ」→ジャーナリスト
心象(感想)中心が「創作」「フィクション」→小説家
となるようです
事象と心象のバランスを取って書く人を「ライター」と呼ぶようです

「ことば」を疑う

一つ一つの言葉の意味を考えながら書く
自分の言葉として重みがあるのか
と筆者は訴えています

こちらも頭をぶたれたような衝撃でした
「書く仕事」ですから、一文一文の意味を考えて書かなければいけない
神は細部に宿るとは言ったものです

なお今「神は細部に宿る」と書きましたが、意味や語源、いつから使われているのかまで考えて書かなければ意味がないのかもしれません

反省です

一次資料まで当たる努力

なにか随筆,感想文を書くとき、きちんと一次資料まで調べたかというとできていなかったことを痛感しました

ゲームの感想記事一つ取っても、ゲームクリエイターのインタビューを読んだか?
ゲームの元ネタ、クリエイターが何をコンセプトにゲームを作ったのか
そこまで調べたかというとまだまだだったことを感じました

といって、本書の引用元や参考文献まだ全部読めていない・・・
あ、「資本論」は読み始めています

反省です

誰が書いたかは重要

本文では
あなたが『ローマ帝国1480年の歴史』の文章を熱量込めて書いたとしても誰にも読まれず
宇多田ヒカルが『ロースカツ定食840円』のことを書いたらたくさん読まれてしまうと書かれています

残酷な現実ですよね

たしかに、noteでもたった短文のノウハウ記事が売れていることがありました
悔しいけど、その人の積み重ねた過程が結果に繋がっているんでしょう

たまたま見かけた人に読んでもらえれば良いという考え、
それはそれで自分の我が子(文章)を誰にも知られないのも酷い話。

個人的には『誰が書いた』かより『何を書いたか』を大事にしたいですが、結局知名度や人脈で読まれるかは決まります
そのためにも人に読まれるようなマーケティングや知名度作りはしてかないととは思いました

反省です

私は稼ぐために書いていたのかもしれない

noteは書くことに集中できて久しぶりに楽しかった
おかげさまでフォロワーも増えて嬉しかったです

SEOライティングやブログのマーケティング戦略がどうも引っかかったのが、少し見えてきました

私は稼ぐために書いていたのかもしれない
だから苦しかったのかな
反省です

お恥ずかしながら私
自分の書いた文章が好きなんです
noteに書いた記事も、Xのつぶやきも、アメブロで書いた記事も
会社員時代の職場の人に向けたマニュアルも
見返して「我ながら良い文章だな」と思い世に出しています

もちろん、読み返して誤字脱字や内容の推敲をしますよ
推敲は我が子についた埃を払うような感覚です

自惚れるな、無名の物書きが!
というでしょう
でも、自分の作品を愛さなければ誰が愛すねんと
誰にも見られない文章をいち早く見るのは自分ですよ

だからこそ、SEOライティングの誰かの何か悩みを解決する文章を書こうというのが向いてなかったのかもしれません
(こちらも生活があるのでWEBライターに挑戦しようとは思いますが)

文章にお金お金した感覚があったからここ数年の自分の文章に身が入らなかったのかもしれません
(いや、とはいえお金欲しいです)
noteは記事の価値をお金に換えられるので物書きとしては純粋にありがたいプラットフォームだと思います
↓始めて作った有料noteです。自分の仕事術を魂込めました。

初心忘れるべからず

19歳のとき、アメブロの記事がNAVERまとめに無断転載されていたことがありました。
ポケットモンスターオメガルビーアルファサファイアの実況風日記の画像が、考察まとめに載っていましたね
おかげさまでPV数が爆伸びした記憶があります

結局、大学生のころの若気の至りで全ての記事を消しちゃったので残ってませんが

あのころはただただ自分のために
自分が読み返して、「あのときあのポケモンたちと旅をしたなぁ」という記録のためにブログを書いていました

たまーに覗いてくれた人からのコメントや無言フォローでお互いのブログを見合っていたのも楽しかったです

まさに『自分のために書く』『読みたいことを、書いた』を実践していたのでしょう。

あのころの気持ちを忘れて目先のライティングテクニックばかり見ていた自分がなんか情けなかったです

この本を読んだ後にブログのデザインを改修していたのですが、なぜか1人泣きながらCSSをいじっていました

おまけ:読書し、記事を書く前にノートにまとめる

汚い字で恐縮ですが、メモは手書きに限る

最近、読書はぼんやりと読んでいた
電子書籍なら尚更高速スワイプして明日には忘れています
せっかく正社員からアルバイトになってのんびり過ごしているので余暇時間でノートに書いたメモをするようにしています

まとめ

ギャグ調でさすが大阪出身の方だなぁと。
小手先のテクニックじゃなく、「書くこと」の本質を書かれた一冊でした
オチはシンプルに笑いました

正直、打ちひしがれたのは事実です
ライティングのノウハウ本よりも原初の自分が読みたいと思える文章を書けていたのかを考えさせられました

読んでいる方のためになる記事をこれからも書いていきます

ではまた!

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