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🌞晴れた日に聴きたい歌③  日本の夏祭りソング・3🌻(5曲)


「晴れた日に聴きたい歌」シリーズ。
本日も引き続き、夏祭りをテーマにした歌や、夏祭りの雰囲気が感じられるお祭りソングを特集していきたいと思います ♪

これから各地のお祭りに参加予定の方も、もう既に地元の夏祭りを堪能された方も、拙記事でご紹介する歌を通して、日本のお祭りシーズンを楽しんでいただけたら幸いです🍀


✅前回記事はこちら👇



①お祭りの夜
歌:小柳ルミ子
作詞:安井かずみ
作曲:平尾昌晃

1971年9月リリース、小柳ルミ子さん2枚目のシングル曲。

お祭り、という言葉からは、賑やかさや「豊かな稔り」といった言葉を連想するが、失った恋への哀愁や故郷への恋しさ、独り身の寂しさなどが込められた「お祭りソング」が非常に多い。

日本人ならではの、「もののあはれ」を大切にする文化がここにも活きているのだ。

この歌を聴くと、私は過去のお祭り行事での思い出だけでなく、幼い頃のおままごと遊びとか、夏場、祖父母の仕事を手伝っていた頃のことを懐かしく思い出す(早朝から畑で緑茶の収穫・製品化作業に追われていた)。

童謡・唱歌にも通じる、素朴さが漂う一曲となっている。



②南国土佐を後にして
歌:ペギー葉山
作詞・作曲:武政栄策

1953年9月、開局したばかりのラジオ高知の番組で丘京子さんが歌い、人気を博したことにより、日本マーキュリーからリリースされた。

その後、鈴木三重子さんのテイチクレコード盤が1955年に発売されるも、ヒットには至らず。

今回ご紹介するペギー葉山さんの歌唱盤は、1959年4月、キングレコードからシングル曲としてリリースされ、またたく間にミリオンヒットとなった(Wikipedia情報によると、累計で200万枚のヒットとなっている)。

この曲に挿入されている「よさこい節」は、言わずと知れた高知の民謡。

「南国土佐をあとにして」の原曲は、高知出身の軍人が多かった、陸軍朝倉歩兵236連隊(鯨部隊)にて作られたもの(当時、中国に出兵中だった)。

「よさこい節」の民謡に合わせて鳴子踊りが披露される、2024年度の「よさこい祭り」は高知県高知市にて、8月9日~12日までの開催、となっている(よさこい祭り公式サイト調べ)。




③あらかわ音頭
歌:村上幸子
作詞:鈴木ムツ子(補作詞:いではく)
作曲:遠藤実
編曲:池多孝春

「村上大祭」で知られる、新潟県村上市のご当地ソング(村上市荒川町制施工30周年を記念し、制作された曲)。

この歌を歌っている村上幸子さん(故人)も新潟県村上市の出身。

生前、ものまね番組にて、小林幸子さんや島倉千代子さんの歌モノマネを披露するなど、歌唱力の高さが光っていた村上幸子さん。

その絶品の節回しをぜひ、この曲でご堪能いただきたい。




④ねぶた恋歌
歌:鳥羽一郎
作詞:志賀大輔
作曲:中村典正

1992年7月にリリースされた、鳥羽一郎さんのシングル曲。

これまた、ねぶた祭りをテーマにしたお祭りソング。

「ラッセラー」の掛け声のテンポに曲のテンポも同期していて、ゆったりとお祭りムードを楽しめるような計算・創意工夫が施されている。

歌詞もねぶたから連想される勇壮さだけではなく、悲しい恋への未練も織り込まれていて、ほろ苦い哀愁も漂う。

ねぶた祭りの夜、未練の酒を吞む男性主人公の孤独な背中が目に浮かぶようだ。

そんな哀愁たっぷり、しっとりとした情緒たっぷりの世界が、鳥羽一郎さんの卓越した歌唱力によって、さらに味わい深く浮かび上がる。




⑤マツケンサンバⅢ
歌:松平健
作詞:松平健
作曲:宮川彬良

2005年、9月リリース。

この歌は今回、あえて解説・所感は述べない。

とにかく楽しいお祭りソングなので、サンバのリズムに乗り、暑い夏を乗り切るための活力剤代わりにお聴きいただきたいと願って、本記事に加えた。

お祭りソングの多様性・進化をお楽しみいただきたい。






🐥本日の記事は以上です🍀
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