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🌞晴れた日に聴きたい歌③ 日本の夏祭りソング・1🌻(5曲)

2024年8月3日。
私の住む地域は、昨日の夕方から毎年恒例のお祭りが始まり、非常に賑やか(^^♪

ちょうど自宅マンション前の道路が祭り会場で、山車の通り道にもなっているので、部屋まで流れてくるお囃子や和太鼓の音色を楽しみながら、この記事に向き合っています😊

さて、「晴れた日に聴きたい歌」シリーズはこれからしばらくの間、「夏の歌」「お祭りソング」を特集していく予定です🌞

この記事を開いてくださった方はぜひ、熱中症対策を万全に、エアコンの効いた涼しい環境でお楽しみください🙇‍♀️

それでは、さっそく紹介して参りましょう ♪


✅前回記事はこちらから👇



①ひとり囃子
歌:小柳ルミ子
作詞:喜多条忠
作曲:平尾昌晃

1974年6月発売、小柳ルミ子さんの12枚目シングル。

京都の祇園祭を背景に、女性主人公の悲恋を描いた抒情演歌。

歌詞の一部に、今の社会通念上タブーとなる描写が出てくるためか、この歌は近年メディアで取り上げられる機会がないように思う。

それでも、一番から二番にかけての物語の展開は「古き良き昭和歌謡」の色香を漂わせているし、日本の伝統的なお祭りの持つ、しっとりとした情緒が伝わってくる。

私個人は、この歌に描かれるような「か弱い女性心理」(昭和の時代に美徳とされた)を否定も肯定もせず、一つの歴史として把握する感覚で聴くようにしている。




②立佞武多
歌:吉幾三
作詞・作曲:吉幾三

2001年4月リリース。

タイトルどおり、吉幾三さんの出身地である、青森県五所川原市のお祭り、「立佞武多」が歌のテーマ(ちょうど8月4~8日まで、五所川原立佞武多のお祭り開催期間)。

個人的に吉幾三さんのシンガーソングライターとしての才能をリスペクトしているが、この曲も彼のコミカルな感性と、民謡調の歌唱技術が見事に融和している。

「町を見下ろし 歴史が通る」という表現が出色。

吉さんの故郷愛が、歌詞にもメロディにも溢れている。



③夏祭り
歌:Jitterin’ Jinn
作詞・作曲:破矢ジンタ

1990年8月リリース。

民謡調・演歌調のお祭りソングはたくさんあるが、ポップスの中から同じテーマで探してみると、なかなか見つからない。

しかしこの歌はそんな、数少ないポップス系の夏祭りソングだ。

老若男女、多くの人々が軽いノリで楽しめる一曲。



④夜祭り囃子
歌:あさみちゆき
作詞:さくらちさと
作曲:鈴木キサブロー
編曲:矢野立美

2013年10月リリース。

初めて聴いた時、NHK『みんなのうた』で流れそうな歌だな、と感じた。

つまり、演歌ファンのみならずポップスファンも楽しめる曲調であり、万人受けする心地良さにあふれている。

「夜祭り囃子」というタイトルと、歌詞の中の「踊り」から想起するのは明らかに盆踊りなど「和の踊り」だが、曲は「ダンスミュージック(洋楽)」のノリで、そのミスマッチもじつに楽しい。

そして、そのミスマッチが「遊べや遊べ みな遊べ」という歌詞に帰結し、まさしく「遊び心が魅力的なお祭りソング」に仕上がっている。




⑤祭り唄
歌:鳥羽一郎
作詞:木下龍太郎
作曲:船村徹
編曲:丸山雅仁

1985年7月リリース。
鳥羽一郎さん9枚目シングル。

ふるさとの祭りを思い出すと郷愁に駆られる。
しかし、なかなか帰れない。

そんな主人公の心が、飄々としたメロディで綴られている。

ただ、この歌の音程をこれだけ上手く取れるのは、鳥羽一郎さんのほかにはいないのではないかというぐらい、難しい。

私はコブシ回しを、よくカーブの多い道路に例える。

鳥羽さんの持ち歌(とくに作曲家・船村徹さんの作品)は、S字カーブの連続を滑らかに走行するような運転技術……ならぬ、歌唱テクニックがないと、音符をきっちり拾えないような歌が多い。

軽快でノリの良い曲調でありながら、カラオケファン泣かせの難しい節回しなのだ。

しかし、それを軽々と歌いこなす鳥羽一郎さん。

何かの番組で、演歌歌手の丘みどりさんが、
「子どもの頃から鳥羽一郎さんに憧れていた」
と語るのを、見たことがある。

他の追随を許さない鳥羽さんの歌唱技術に鑑みれば「憧れるのはごもっとも…」と思ったものだった。





🐥本日の記事は以上です🍀
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