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🌞晴れた日に聴きたい歌③ 夏祭りソング特別編 ~花火特集Ⅰ~(5曲)


8月といえば、暦の上では晩夏~初秋にあたり、早い地域では稲の収穫もほぼ終わる月。

そして、そのゆく夏を惜しむかのように、各地でにぎやかに開催される夏祭り……

既に今年の夏祭りは終了、という地域もあれば、このお盆休み期間中に開催される(もしくは現在開催中)の地域もあると思います。

そんな夏祭りといえば、セットで開催されることが多いのが「花火大会」。

今月、「夏祭りソング」に力を入れて特集してきた「晴れた日に聴きたい歌」シリーズですが、本日は、「花火」が歌のモチーフとして使われている歌を集めてみました🎆(続編記事も計画中です)

お盆休みを満喫されている皆様も、毎日お仕事でご多忙な皆様も、お気に入りの一曲を見つけていただけたら幸いです ♪


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①恋花火
歌:松山優太
作詞:松山優太
作曲:平隆介
編曲:日下ユキ

2024年2月リリース。

暗闇の中にパッと咲き、一瞬で消えてしまう打ち上げ花火。

その儚さと美しさは、束の間燃えて離れ離れになる、男女の恋のレトリックとして用いられることも多い。

詞も曲もドラマティックで、歌謡曲ファン、ポップスファン、いずれのファン層にも刺さる作品となっている。




②夢花火
歌:伍代夏子
作詞:吉岡治
作曲:岡千秋

2015年11月発売、伍代夏子さんのアルバム『全曲集』収録作品。

この作品の場合、女性主人公の恋愛における強い情念、多種多様な感情が、豪快にして彩り豊かな花火になぞらえられている。

「恋は女の 夢まつり」という表現が出色。
同性として共感してしまう。

なお、本動画内の、三番の歌詞テロップにて
「パッと咲け 咲け 地味に咲け」
と表示されているが、これは誤り。

正しくは「パッと咲け 咲け 地味に散れ」である。





③花火
歌:山内惠介
作詞:鈴木紀代
作曲:水森英夫
編曲:伊戸のりお

2022年7月リリース。

この歌の「花火」は、別れた恋人の面影やしぐさを映し出す、少し寂しい花火。

一番から三番にかけて、「恋花火」→「夢花火」→「遠花火」と、主人公の心理描写に合わせて花火の描写も変わっていく。

このような歌詞の変化自体が、色彩変化に富んだ打ち上げ花火を表しているかのようでもある。

せつなさの中に力強さが宿る水森英夫さんの曲も、ドラマ性に富んでいて、聴き応えのある一曲となっている。





④H・A・N・A・B・I 〜君がいた夏〜
歌:ZONE
作詞・作曲:町田紀彦
編曲:ha-j

2003年7月、ZONEのメージャーデビュー10作目のシングル。

ヒグラシの鳴き声からイントロが始まるこの曲は、大切な「君」がいた夏の終わりを示唆していて、せつない。

当時10代の女性ばかりで結成されたガールズバンドがおしゃれに、軽快に、そして力強く情緒あふれる世界を奏でる。

曲のノリを楽しむもよし、ノスタルジックな詞をじっくり味わうもよし。
聴く人それぞれの、多様な鑑賞を可能にしてくれる作品だ。




④遠花火
歌:西方裕之
作詞:竜はじめ
作曲:徳久広司

2009年9月リリース。

これまた、短く儚い恋を、一瞬で消えゆく花火になぞらえた一曲。

どんなに情熱的に愛を交わし、慕っても、夜空にパッと燃え咲き、散る花火のように別れるしかない二人。

こんなせつない歌詞も、クリアなハイトーンボイスの西方裕之さんが歌い上げると爽やかな余韻が残り、重苦しくならない。

そのバランスが絶妙だ。






🐥本日の記事は以上です🍀
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