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百貨店=デパートはなくなるのか?
百貨店は長らく消費の殿堂としての役割をはたしてきた。昭和の頃には休日に家族で都心の百貨店に行き買い物をし、お好み食堂で食事をして来るというのがレジャーの一つだった。百貨店の屋上には子供向けの遊園地や小動物園もあり、大人向けも美術館や展覧会がありと、家族全員で楽しめるような場所であった。
ところが今従来型の百貨店は次々と閉鎖され、地方中核都市でも百貨店が消失しつつあるのはご存知の通り。今やその役割はすっかりイオンに奪われてしまった感がある。
では百貨店は無くなるのか?そうとも言えない。90年代ぐらいまではその売上の4割以上は衣料であった。しかし今の主役はデパ地下に代表される食料品であり、宝飾品・美術品等も増えている。売る物が変わってきているわけだ。売り方として外商も落ちていないという。
そういう意味では百貨ではなくなるが、巧みに形態を変えて生き残っている。全く無くなることはないのかな。
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