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東京の踏み切りは減らない!

 日経記事から。朝晩混み合う時間帯に1時間のうち40分以上閉まっている踏切は全国に539箇所あるという。最も遮断時間の長いのは京急品川駅近くの踏切の58分という。

 踏切は物流や通勤通学の妨げになっているのは言うまでもないが、踏切待ちのCO2排出量による経済損失は年間1兆5000億円という試算もあるらしい。

 ところで東京の踏切の多さは欧米に比べて突出しており、ニューヨークの9倍、パリの90倍とのこと。だが一部の踏切がアニメの聖地となり更に外国人にとって珍しいものと感じられるため観光資源化してしまっているのは皮肉なことかもしれない。

 ご承知の通り踏切の解消には高架や地下化による立体交差が必要で、予算や時間の問題がありなかなか対策が進まない。

 今後、少子化対策・高齢者等々ますます予算の使途が増える見込であるし、工事に従事する労働者も集まり難くなっている現在。踏切が無くなるのは難しそうだが。

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