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マンスプレイニングって?

 NHKの人気番組「ブラタモリ」についてある大学教授が
「内容はよい企画だったと思いますが、「高齢男性が若い女性に蘊蓄を垂れる」という「マンスプレイニング」の構図だけは、ずっと気になり続けていました。次は、女性が男性にこんこんと説教する番組をやったらいいと思います。それでバランスが取れます。」と言ったそうだ。

 これに対して賛否両論ありましたが、この教授はあの番組のことをそう思っていたということですし、それに賛同する方も一定数いるということは事実なのです。

 ところでマンスプレイニングというのは
「manとexplainingの造語で、女性が説明を求めている訳でもないのに男性が上から目線で説明する振る舞い」だそうです。
こんな言葉言われるまで知らなかった。さすが大学教授です。個人的には今まであの番組に対し教授の指摘する様な違和感は抱いていなかったのでまさに青天の霹靂。

 要するに年上の者が、年下の異性に何か言う時(特に男→女)には相手に対して、常に不快感なく上から目線になっていないか意識して話さないといけない。特に「上から目線」という言葉は絶対悪とされるので注意しなければならない。それが現代人の常識。特にジジイは気をつけろよ。あの番組見てそういうことを感じ取れなくてブラタモリは年寄りの憧れなんて思っているジジイは特に反省しろよというところかな。

 もちろん年長者の言葉が常に正しいとか言うつもりはない。ブラタモリの年長男性→女性に話すという構図についても、個人的には言われる側が不快に思わなければいいと思うのだが、見ているだけで不快になる方もいるのも事実。それぞれの意見が存在することを多様性として受け入れなければいけない。難しい世の中になった。とおじさんは感じるけれど。


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