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ふるさと納税と行政サービス


「ふるさと納税を使わない奴はバカだ。」
あちこちでそういう声を聞いた。だが、個人的に何となく気が進まなくてずっと使わないできた。

 ふるさと納税寄付先上位は固定されていて特定の自治体が潤っている一方で、都市部では税の流出が続いているとの報道がある。

 引越しの多い方はお気付きと思うが、公共サービスは自治体によって小児医療・給食無償化・ゴミ処理費用等の負担が異なる。もしかして負担が十分でない自治体は税の流出により財政が苦しいのかとも思えた。

 また個人的には制度維持に各自治体の税金を大量に使うことに疑問を感じるのだが、既に専門サイトも多くビジネスとし確立しているので、この制度は続いていくとは思う。

 ところが今回日経記事で初めて気付いたことがある。実はふるさと納税の収支赤字分の75%は国からの地方交付金で補填されるという。なんだ。実は税金で賄われている制度なんだ。もっと使っておくべきだったかなと。



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