果物大国日本はどこへ
先日の日経記事によると、地球温暖化の影響は日本の果物生産適地にも影響を与えているという。
記事によると、リンゴの生産適温は年平均6~14度。現在は東北や長野が主産地だが30年後には3割が不適になる。ミカンの生産適温は年平均15~18度。主に西日本の太平洋側だが、30年後には5割が不適になる。とのこと。その他ブドウも色づきが悪い等の影響があるらしい。
温暖化に対して遮光や肥料のやり方で対処する方法も試されているとのことだが、昨今の温暖化の進み具合ではどこまで有効かは不透明とのこと。
但し、気温の上昇で地中海産のブラッドオレンジや赤ワイン醸造用ぶどう、みかんでも不知火等の生産量が上がっているとの話もあり、果物が全て不適というわけでもないようだ。
このまま温暖化が進むと、もしかするとトロピカルフルーツ等の栽培が出来るかもしれない。しかし従来からある日本の美味しい果物は維持できるのだろうか?
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