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献血者はこのまま減っていくのか?

 日本赤十字社によると、10~30代の献血者数は13年の約242万人から22年には約168万人と10年で約3割減少したという。コロナの影響や学校等の集団献血の減少、若者自体の人口減少もあるだろうが、もしかしたら若者の社会貢献に対する無関心もあるかもしれない。

 考えてみれば、献血は痛い思いをしてただで(若干の謝礼品はあるが。)自分の血を供給するだけで、コスパ族にとってはメリットがない。行かなくなるのも無理はないと思う。ただこのまま献血未経験世代がそのまま上の世代になると、更に献血者は減少するのではないだろうか?

 自分も献血の必要性は認識しているのだが、健康上の理由でしばらく貢献出来ないのがもどかしい。数を確保するなら学校とか企業への働きかけが良いが、強制圧力にならぬよう注意が必要だろうが。

 とにかく行政や赤十字はもう少し献血の必要性をアピールする方法を考えた方がいいのではないだろうか。

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