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教員向けカスタマーセンター

 報道によると関西のある市で教員に対する苦情を新設する受付窓口での対応としたとのことです。

 教師が保護者からのクレーム対応に悩みメンタルを病んでしまう事例が増え、それを恐れて教員希望者が減ってしまっていることが報道されているのを考えるとある意味仕方がないのかもしれない。

 そんなことをしては教師との間の距離が遠ざかってしまうと思われる方も多いだろう。しかし今の学校の業務が保護者からのクレームを少なくすることに重点が置かれてしまっていて教育に集中出来ていないのも事実らしい。この自治体の取り組みは一つの考え方だろうと思う。

 もちろん中には困った教師もいて保護者から苦情を言わないと改善されない場合もあるだろう。だが過剰な申出はカスタマーハラスメントにもなる。将来の教員人材の確保のためにも企業と同様カスタマーセンターを分ける時代に来ているのかも。本当はもう少し社会全体が温かい目になればとも思うが。

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