📖【note】を断つ①

書くことが大好きだ
読むことも大好きだ
noteというプラットフォームを知って夢中になった
noteが生活の中心になるのに、時間はかからなかった

書くのは上手くない
好きこそものの上手なれと言うけれど、「好き=上手」ではない
上手くなりたいと思うから、毎日書いて毎日読む
真似はしないけれど、こんな風に書けたら良いなと思う
こんなことを書けたら良いなと思う
誰かに届けば良いなと思う

友だちは居ないし要らない
つい先日、拙作にもそう書いた
友だちが居ないということが、苦にならないのだと思い込んでいた
現実には独りで生きてはいないし、話を聴いてくれる方々が居る
私のことを、友だちだと思ってくれているかどうかは別にして

末息子から一方的にiPhoneを持たされたのは、5年くらい前だったか
それまでプライベートではガラケーすら持ったことがなかった
亡父が存命で、何かあったときの緊急連絡用にと末息子•妹•私がLINEできるように設定してくれていた
Twitter（現X。以下Twitter）のアカウントを作ったのはアカウントがないと、好きなピアノ動画配信者のツイートが見られなくなったから、やむを得ず
自分から発信はしなかった

対面ではない繋がりを、必要だと感じたことはなかった
LINEやTwitterの繋がりが苦になる人は、やめれば良いのにと思っていた
父は4年前に亡くなったけれど、LINEは緊急連絡以外にも使い、Twitterはピアノ動画配信者以外の情報源になった

「書きたい」「書いてみよう」「あわよくば、誰かの目に留まらないか？」と思って選んだのが、noteだった
無料で手軽に登録できるのは、思い立ったら突っ走る自分に丁度良かった
ピアノ動画配信者も使っていたので、読み馴染み感と安心感があった
収益化できる可能性があることにも、ワクワク感があった
有料記事は、未だ1本も書いていないけれど

何処のどいつか判らない私が書く個人的な記事を、読む人なんか居るのか？と思っていた
スキが3桁も4桁も付いている人を見ても、別人種としか思えなかった
そんな拙作にもスキをしてくれる人が現れた
リピートしてくれる人が現れた
コメントをくれる人が現れた
「書く」が目的だけど、「読まれている」がモチベーションアップになることを実感した

スキが10人になったときに考えた
同じことを紙に書いて「読んで下さい」と私が頼んだところで、10人が読んでくれるだろうか？
そう思うと、拙作を読んで下さる方々への感謝の気持ちが大きくなった
社交辞令のようなコメントから、交流のコメントへの転換点だったと思う

書く話題が多岐に渡るからか、お読み下さる方が増えてきた
更に調子に乗って弾き語りを投稿し始めたものだから、今まで全く接点がなかった方も聴きに来て下さる

意外なことにコメント交流が楽しくなり、コメントを心待ちにする自分が居た
Twitterのリプやリツイートも楽しくなった
交流でできた繋がりは宝物だ
未だにどなたにもお目にかかったことはないけれど、オフ会があれば喜んで参加するのではないかと思うほどだ
がっかりされるだろうけれど…

いつからだろう？
新聞がその日のうちに読みきれなくなり、図書館で借りた未読本が疎ましくなり、メール連絡を見逃し、睡眠時間が（睡眠障害が酷かったときよりも）短くなり、外出の予定が入ると時間が惜しくなり、起きている殆どの時間をiPhone（note、TwitterはiPhoneアプリで利用）に費やすようになったのは？

では、毎日投稿するのをやめれば良いのか？
いや、毎日書きたくて書いている
下書きのストックも多少はあるけれど、日々書きたいことが生まれてくる
下書きの出番は、どんどんと後回しになって行く

8/19（土）午前中
相変わらず、拝読•スキ•コメント…
決して苦痛ではない、寧ろ楽しく嬉しい
それでもスキやコメントが漏れてしまう
通知されなかったり、逆に同じ通知が何通も届いたりするから
そして当たり前のように、スキ制限•コメント制限•コメントへのスキ制限…
楽しいのは間違いないけれど、消耗して疲れている自分が居た
義務だとは思っていないし、やりたくてやっていることなのに何故？

午後にnoteを断った
厳密にはこれを書いているのだから、断ってはいないのだけれど
通知を見ない•スキの数もコメントも確認しないと決めてみた
noteを開きたくてソワソワすることもなく、明日返却予定で読み始めた小説が（下書き時点で）半分まで読めたし、8/20はグループホームに居る母に面会に行く予定だけれど「行かなければコメントを返す時間が作れるのに」とも思わない
Twitterも暫く見ていない

恐らく8/18（金）以降、かなりのスキ•コメントが漏れていると思う
平時ならnote拝読に当てている時間を読書に当てたので、他クリエイター様の作品も拝読できていない
私の記事を読みたくなくなったかも知れない
スキしたくなくなったかも知れない
返信してくれないなら、コメントしないでおこうと思ったかも知れない
フォローを外そうと思ったかも知れない

残念だけど「どうぞお心のままになさって下さい。今までどうも有難うございました」とお伝えします
今まで通りのことを続けて行くと、私の生活はもっと怠惰になる
睡眠時間はもっと短くなる
心身の不調は更に進む
「我慢をやめる」と始めたnoteなのに、他の何かを我慢することになる

コメントやその内容は全然負担ではなく、とても嬉しいし励みになっている
現に「男性器…」へのコメントは、必ずしも好意的なご意見ばかりではなかったけれど、加筆•修正へのアドバイスだと捉えることができた
ただ、その日のうちに拝読できない•近いうちに返信できないことは増えるだろう
コメントもツイートも決して無視する訳ではない

書くことはやめない
「どなたの記事も拝読しません」「コメントは拝読しません」「返信はしません」という意味でもない
楽しく書き、拝読し、交流することが私の希望
全ては、上手く時間を使えない自分の責任

「note絶ち」はしたくない
だから敢えて「note断ち」をしてみたし、これからもするかも知れない（Twitterに対しても同様です）

個人的な独白に貴重なお時間を割いて下さって有難うございました

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