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【詩11】かわたれどき

3時半に目が覚める
デニムを穿いたままだ
歯磨きをしたのは覚えてる

シンクに居る食器たち
お鍋もそこで待っていた
俎板も包丁も

新聞が届いていた
配達の人が尊い
朝活とは言わないのか

開いたままの読みかけの本
確か昨日が返却期限
温かいお茶を淹れよう

電気が点いてる家がある
日の出を見ることが
できるかも知れない

始まりにしようと決めた
眠り損ねではなくて
一日の始まり

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