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全国に39駅ある「防災道の駅」について調べてみました

ドライブ中に休憩するだけではなく、その土地ならではのお野菜を買ったり、足湯を楽しんだり、近年ちょっとしたレジャースポットになっている道の駅。千葉県内にもたくさん魅力的な道の駅があるので、私もよく立ち寄ってはおみやげを買い込んでしまいます。

「道の駅」と「防災道の駅」

2023年8月4日時点で、全国の「道の駅」登録数は1,209カ所もあるそうです!

そのなかでも、36道県39カ所の道の駅が2021年6月に災害時の救援活動拠点となる「防災道の駅」として国土交通省から認定されたそうです。

防災道の駅の特徴は、下記の立地や施設の条件を満たしたものだけが選ばれています。

  • 2500平米以上の駐車場がある

  • 建物が耐震構造になっている

  • 非常用電源が設置されている

  • 上記3点を3年以内に達成する計画がある

※その他、選定要件には、立地や業務継続計画の有無などがあります

例えば、「道の駅 みぶ」には停電時用の発電設備があったり、「道の駅 川場田園プラザ」は耐震構造の避難所「川場ルーフ」というつくりになっているそうで、他にも毛布や食料の準備、貯水タンクの設置など各道の駅が防災に力を入れています。

現在、関東・甲信ブロックには6駅ある

道の駅 小坂田公園(長野県塩尻市)

道の駅 川場田園プラザ(群馬県利根郡)

道の駅 奥久慈だいご(茨城県久慈郡)

道の駅 富士川(山梨県南巨摩郡)

道の駅 みぶ(栃木県下都賀郡)

道の駅 やちよ(千葉県八千代市)

実際、2004年の新潟中越地震では「道の駅 クロス10十日町」は一次的な避難場所として炊き出しが行われたり、2011年の東日本大震災では「道の駅 遠野風の丘」は避難所、支援物資の後方支援拠点として活躍したそうです。

ぜひみなさんのお住まいの地域の近くにもあるか確認してみてください。私も近々、見に行ってみたいと思います!

出典:道の駅旅案内Vol.14秋冬号
国土交通省「道の駅第3ステージの取組について~防災拠点化の取組を中心に~」

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