一時帰国、日本での再会
4月半ばから6月の初めまでの7週間。最初に予約していたフライトの1ヶ月より延期になり長い帰省をしました。ずっと地元に住んでいたので、帰省という響きに憧れてた帰省(?)
30歳未婚女が海外から一時帰国。さてはて家族、友達や周りの反応はどうかなと思っていたのですが、思ったより普通で寛大でした。そしてなかなか有意義な時間を過ごせました。というか自分を理解してくれる人にしかほぼ会ってないからかな?
わたしの中で決めていた(?)今回の帰省は、「わたしの好きな人たちに会う」でした。前回はマルタから帰省し、7か月バイトもしたけど、なかなか友達や家族に会わなかった気がして。コロナがまだまだ続いてたし、何か後ろめたさがあったのかもしれません。7か月もあったからいつか会えるだろうと先延ばしにしていたのかもしれない。
今回はそもそも病院に行く予定があって帰国したのですが、そのついでに歯医者も行って下の歯の親知らずの抜歯を決意。(オーストラリアは歯医者が高額!数十万するんだとかしないとか)その予約を取るために当初の1か月よりも少し延期になりました。日本で5千円程で済みました。ほっ
痛みは爆裂。なんか麻酔があると思ってなめてたけど
帰国して一週間は歯医者や美容院へ行ったりと家でだらだら過ごしました。
その次週から本来のフライト約3週間はほぼノンストップで予定を詰め込みました。友達に会う予定だとか旅行、美容クリニック、ごはん。。バタバタ。疲れたままオーストラリア帰ることを回避できました。
友達や家族とこんなに時間を作れたのは本当に久しぶりで。
今まで家族との時間ってなんだか苦手で、仕事をしていたときは疲労でほぼ会話もせず。今回おばあちゃんや母ちゃんとのとてもくだらない会話の時間がいつもとても楽しかったです。
少し訛りが強くなった日本語で帰りました。ばあちゃんに関してはもうあまり一緒に居られないのかもと思うと寂しくもなり、帰り際ウルッと涙が出ました。(勝手に殺すな)
友達との時間は、友達の産休育休の平日や仕事休みの週末、GWに久しぶりに会えました。中にはコロナ前ぶりの友達も。あとケアンズで出会った友達も。
みんな独身の頃たくさん会ってたけれど結婚や出産後なかなか時間が合わなくて会えなくなって、わたし自身もいろいろあり、距離を置いてた頃もありました。
だけどみんなわたしをすごく受け入れてくれるし、むしろ応援もしてくれるし、良いねって肯定してくれて、それが嬉しかったです。
好きな人たちと会うとやはりその時間は楽しいですし、また会いたいって思う。限られた帰省だからこそ時間を大切にしようと思うし、濃い時間を過ごしたいなって。
これからも一期一会になるかもしれない出会いをや限られた時間、大切な人を大切にしたいです。
そして祖父にコロナ前ぶりに施設で面会できて、本当に良かったです。ぐっすり寝ていたけれども。
その後数週間後に祖父は、わたしが本来出発する予定だった日に天国へ旅立っていきました。最期までうちのじいちゃんだなって思いました。一か月わたしの一時帰国予定缶詰で、はてさて出国日も延期になったなって時で。たまたまなんだけれども、日本に帰ってきてる時で良かったなって。当日にも会いに行き、式にも参加できた。
身内の不幸が初めてで、こんなにも辛くて悲しいのかと思うともう誰も死なないでって思った。
昨年末から生死を彷徨ってたことがあったみたいなので、本当にタイミングよかったみたい。
わたしが海外に今いるのもじいちゃんの影響は大きい。じいちゃんは海外旅行が好きで、よくヨーロッパの話をしてくれたり、いつもNHKやBSの旅番組を観てて。今ではわたしが観てる。それを観ながら「ヨーロッパは良いぞ〜〜連れてってやる」って言ってくれてた。わたしが大学生の頃にもう認知症が進んできたので、一緒には行けませんでしたが。卒業旅行のイギリス旅行という素敵な思い出を作ってくれました。
祖父のアルバムからオーストラリア旅行の写真も出てきて、なんだか嬉しかった。じいちゃんの好きな国(何度か旅行に行ってたみたい)わたし今住んでるよーって伝えたい〜。じいちゃんは、美味しいご飯に連れてってくれたり、わたしの好きな赤福を買ってきてくれたり、
そういうこともあって、今大切な友達に会いたいって思うし、その時間を大切にしたいって思ったんだ〜!
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