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キルギスの食事総まとめ:6か月移住した間の。

皆川です。
つい2か月前まで、キルギスに半年ほど住んでいたのですが、そのまとめをしていこうと、不意に思い立ってしまいました。

ということで、今回は「キルギスの食事総まとめ」についてご紹介させていただきます。

キルギスの飲み物

ごめんなさい。

いきなりですが、大好きなビールから紹介させてください。

見て下さいよ。

この種類。

そうなんですよ、実はキルギスってアルコール天国なのです。

旧ソ連だったので、ウォッカもあり(キルギス人は、だいたいこのウォッカを煽っていることが多いです)、ワイン、ビールも種類が豊富ですし、安い。

ビールなんて、500mlで一本100~150円。
バーに行っても、せいぜい2~300円くらいです。

黒ビール。
海外からの輸入品。

これはどこの国からなのか?

とりあえず、ごくごく飲みます。

旨い。

味の違いですか?

だいたい旨いですよ。
しいて言えば、アルコール度数が高いビールはアルコール臭も強いので、要注意です。

ちなみに、お酒についてご紹介しましたが、皆川家は基本的に飲酒はNGだったので、拷問感が半端なかったです。

皆さんは、思う存分楽しんでくださいね。

ちなみに、僕のキルギスでオススメのバーはここCraft Bar!

クラフトビールが安くてうまい。

一人でゆっくりとクラフトビールを食らいながら、本を読むのがオススメです。

Первомайский район,Бишкек, ул.Киевская 96а/ул.Раззакова, 96 Razzakov St, Bishkek, キルギス

キルギスのレストランで何食べる?

キルギスで、外食というのはラグジュアリーな部類に当てはまりますので、日本のように気軽にイタリアン、中華、カフェなどで食事をしようものなら、日本と同じくらいの料金になってしまいます

カフェでの食事。

サーモンが美味しい。

でも、日本と同じくらい高い。

そこで、キルギス人や皆川が頻繁にいくのは、キルギスの食堂こと「ストロバヤ」です。

このストロバヤ、流れに乗ってオーダーしていくのは、まさに日本の学食、食堂そのまんまです。

オーダーは日本語で、コレコレ!と指差すだけで可能ですので、気が楽ですし、とにかく安い。

これで、250円です。

ちなみに、このヌードル、焼きそばと味が似ているので、日本食が恋しくなった時は特におすすめです。

とにかく安いので、食欲が爆発してしまうと無駄にオーダーしてしまうので、要注意です

この肉が乗った炊き込みご飯「プロフ」は、炊き込み御飯とほぼ味が同じです。

旨い。

ですが、ちょっと脂っこいので評価は3.5です。

これは、ロシアンレストランで食べたビーフストロガノフ。

まさにビーフストロガノフ!!という味で旨かった。

星は5です。

そういえば、キルギス人はポテトが大好きですが、皆川もこの「マッシュドポテト」が大好きです。

口当たりが滑らかで、どんなおかずにも合うので、ポテトはマッショドでオーダーしましょう。

ちなみに、キルギスの首都:ビシュケク市でおすすめのストロバヤはここシュムカル!

この24スーパーに併設されており、店員さんもボナペティ!とか言ったりして、フレンドリーです。


キルギスのパーティー食

キルギスの祝いの席では、どのような食事が振舞われるのでしょうか?

早速、見ていきましょう。

山盛りです。

ラーメン二郎もビックリです。

パン、果物、お菓子、春雨サラダ、ポッキー、ボルソック(小さい揚げパン)、ジャム、バター、など。

(ボス)

例えば、正月に親戚の家に行ったり、正月じゃなくてもキルギス人は食事に頻繁に誘いますが、とりあえず家に入ると、これがすでに準備されているのが基本です。

そして、驚くべきは、こんだけ盛った後にも、メインディッシュが振舞われるということです。

見て下さい。

プロフという、炊き込みご飯の上に、羊がドオオン!!と乗ってます。

かなり無茶してますが、これぞキルギス料理!なのです。

家の外では、巨大鍋で巨大スープを仕込んでいます。

ちなみに、友人の結婚式に行ってきました。

その時の肉です。

加えて、こちらはホテルの夕食になります。

ザ・ベジタブル、です。

パンはモチモチで旨い。
ジャムも旨いので、二度おいしい。

キルギスの家庭の食事

さて、一般的なキルギスの食事についてもご紹介いたします。

これは、ニワトリを長時間煮込んで米を入れたものです。

味は、旨い。

基本的には、スープと骨付き肉です。

スープはコンソメ味ではなく、ただ塩を入れただけ。

シンプルで旨い。

スープの中に入っていたポテトですね。

見たまんまの味がします。

キルギス人はジャムが大好きです。

これは、僕のお気に入り、奇跡の果実「シーバクソン」という果物のジャムです。

なにやら、栄養がもの凄いらしいし、味もオレンジとイチジクを足して2で割ったような味で旨い。

シーバックソンのティーは本当にうまい!

カフェでコーヒーを飲まない方には超おすすめ!

日本人はキルギスで何を食べるのか?

さあ、本題です。

お待たせしました。

日本人がキルギスでどのような食事を行い、生き延びるのか?

ご紹介します。

おわかりいただけたでしょうか?

そう、きのこの山です。

しかも、ボックスにこれでもかッツ!という具合に大量にきのこの山が入っているのです。

スーパーで売っているので、日本人はとりあえずこれを食べていれば、十分キルギスでサバイブできます。

これは、自作した豚汁です。

基本的に、キルギスはイスラム教の方が多いので、スーパーで豚肉は売っていません。

そこで、日本人御用達のマーケットがこちら、オルトサイバザールになります。


ここの、韓国ショップで日本食もチラホラ売られているのです。

ノリ、だし、ブタ、カレー粉、なんかはここでゲットすべし、です。

ちなみに、グムという場所でも蕎麦や、紅ショウガが売られているので要チェックしましょう。

うどん、そば。卵麺もあったような。

紅ショウガ。


これは、ずんどうに大量にカレースープを仕込んだものです。

やっぱり、日本のカレーは大好評で、おかわりをモリモリしていましたよ。

良かった。

これは、トマト味の魚の缶詰めです。

ここで、一つ問題提起をさせていただきます。

それは、

お魚大好きな日本人はどうやって生きていけばいいのか?

ということです。

キルギスと日本人のつながりを示す伝説があり、肉が好きな祖先はキルギスに残り、魚が好きなキルギス人は日本に渡った!というものです。
(※説明がテキトーですいません!)

ということで、キルギス人と日本人は顔が似ている人もチラホラいます。

問題に戻ります。

そうなんですよ。

日本人がキルギスに住むにあたって困るのが、魚の種類が少ない、というか川魚しか手に入らないということなのです!

これは困った!

ちなみに、キルギスで手に入る美味しいお魚はこの「マス」一択です。

イシクル湖の道端には、マスを干したものが売られていて、最高においしいのです。

マス。

イクラ丼です。

ただ、つぶつぶが小さいし、ちょっと塩に漬かり過ぎているので、☆3つ。

ちなみに、「なまず」も食べたのですが、まずまずですねえ。

缶詰めにも限界があるので、キルギス帰還までに対策を立てなければなりません。

日本食が食べたくて気が狂いそうになったら

今のところ、キルギスで旨い日本食が食べたければ、ここ、「ふるさと」一択になります。

月見定食。

チキン照り焼き定食。

このふるさとさん、とにかくいらっしゃいませ~!の挨拶がもの凄くて、日本人もビックリです。

味は、もう見た通り。

泣くほど旨いです。

ただ、値段が高く、月一くらいでしか通えないので、☆4つです。


ちなみに、そんじょそこらにもスシを出すお店はあります。

こんな感じですが、ちょっと高いし好んでは食べないですねえ。

☆2.5。

ということで、キルギスで日本人が生きていくために、もう一つ頼りになるのが、そう、仕送りです。

こんなものをヤマザキから送ってもらいました。

やっぱり、のりたま、しじみ汁は外せません。

ただ、結局お茶は少ししか飲まなかったのが盲点です。

皆川がキルギスで行き着いた食事

正直、キルギス滞在の最後の方は、気が滅入ってこれだけしか食べていませんでした。

そう、みなさんもご存知のヒマワリの種、「ビッグボブ」です。

見て下さい、この栄養素を。

ビタミンなんとかが大量に含まれており、味もそのまんまヒマワリの種です。

塩、コショウ?そんなもん無添加です。

これは日本へのお土産にするくらい美味しいかった。

まとめ

キルギスの食事、まとめてみましたが、基本的には旨いです。

ただし、さしみ、すしを常に食べないと気が狂う!という人にはちょっと辛いかもしれません。

反対に、無類の肉好きにはキルギス、たまらない国だと思います。

ぜひ一度訪れてみてください。

では、今回も最後まで読んで頂いてありがとうございました。


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