霜柱を踏みしめているようなクロワッサン
ーおいしいクロワッサンに会いに白山までー
友だちがある日、「ここのクロワッサン今まで食べた中で一番おいしかった！」と教えてくれたことがあった。
1番かあ。
自分の中では食べ物とかお店にランキングをつけるのがあんまり得意じゃないけれど、人が言うものには興味がある。
あの子に1番と言われたら気になる！みたいな。
そういうわけで、白山にある「TENERA」へ。
まずは迷わずクロワッサンを。
そして気になったカレーパンとホワイトチョコのパンも買って帰る。
わくわくわくわく。
まずはクロワッサンを。
当社調べ、クロワッサンはトースターでカリッとするまで焼いた方がおいしくなるので迷わず焼く。
クロワッサンはいい匂いがしてくる頃が、いい焼き加減な気がする。
トースターを開けた瞬間、バターの香りが広がった。
これ、絶対1番おいしいとこ剥がれてますよね。
まあいいや。
さっそくいただく。
ん！！これは！？
今まで食べたクロワッサンの中で1番しょっぱくて重みがあった。
重みがあるっていうとなんか伝わりきらない気がする。
なんていうんだろう。
ザックザックしてるというか、ガブリガブリしてるというか。
霜柱を踏みしめたような感触。
とりあえずサクサクとかカリカリとかの域は超えてるんだけど、ちゃんとサクサクはしてるって感じの。
（ワッツ？）
底をのぞいてみたらギッラギラ。
やられました。とてもいい意味で。
後日食べたカレーパンは、
中身が本格的な真っ黄色のスパイスカレーでびっくりした。
近所のインドカレー屋さんからカレーもらって来てるんですか？ってレベル。
ホワイトチョコのパンは、
袋を開けた瞬間ホワイトチョコの香りが充満した。
レンジで少し温めたら、ホワイトチョコとアールグレイとオレンジピールが一斉にキラキラし始めたので慌てて食べた。
こういう一つ一つが宝石みたいなパンをときどき生活に取り入れていきたいものだ。
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