診察とカウンセリングの記録(7/23)
ここしばらく負担が強かったのか、鬱の急性期の頃の感覚が蘇ってきたりなど、不安定な状態が続いていました。ここ数日、少しずつまた落ち着きを取り戻してきました。
元恋人のことで色んな感情が湧き上がり、パニック?っぽく、先週の診察とカウンセリングの記録(7/16)を綴ることができませんでした…
以下、診察です。
『どうですか?』
「基本的に落ち着いているんですが、ちょっと不安感が強いことがありました。職場復帰訓練自体は行けていて、だんだん緊張感が薄まってきたように思います。」
「頭痛する日が多いです。」
『どこらへんですか?』
「こめかみ付近です。」
『締め付けるような感じ?』
「そうですね、薬飲んでもあまり効かなくて…」
『緊張して、歯を食いしばっちゃったりするでしょ?それで頭が痛くなっちゃうんです。緊張性の頭痛は薬飲んでもあんまりよくならないし、かえって偏頭痛が悪化する可能性もあります。首周りのストレッチとかするようにしましょうね。』
主治医の先生はすぐに薬の処方はしません。
復帰訓練開始してから、体重が減少傾向です。
以下、カウンセリングです。
『どうですか?』
「職場復帰訓練は順調に進んでて、緊張感もだんだん減ってきました。」
『それはよかったです!1番緊張が強かったときを10だとすると、どれくらいですか?』
「半分くらいだと思います。」
「先週、鍵返し終わりました。鍵と一緒に、さようならって内容のメモも入れて、送り終わりました。」
『どう思いましたか?』
「すっきりしました。」
「送ってから数日は、相手の反応が怖いのと、怒りや憎しみが強かったり、悲しみや喪失感が強かったりして、かなり不安定だったんですけど…」
「数日経ってみて相手からとくに連絡もなさそうで、終わったんだなって安心しました。」
『それはよかったです、数日よくがんばりましたね。鍵送ったり、行動したりその反動だったり、よく行動できたと思います。立派です。』
「落ち着いてきたんですが、突然、怒りや憎しみが湧いてきたり、悲しい気持ちになったりして…いい対処が見つからないです。」
『気持ちが湧いてくると、しばらく引っ張られてしまいますか?』
「怒りや憎しみは、そんなに…数分くらいです。悲しみは数時間から半日くらいは続きます。」
『そうなんですね。』
『ここ最近、人事に相談したり、警察に相談したり、本人とやりとりをしたり、すごく状況が動いているので、それで色んな気持ちも湧いてきているんだと思います。』
『怒りや憎しみなんかは、当時感じていいはずだったものが今感じられるようになっていることです。今までたったら、自分が悪いと思ってしまったことを思い直すことができているからこそ、そういう感情が湧くんだと思います。』
『悲しみもね、さっき喪失感って言っていたけど、なにかがなくなるとね、健康なひとでも誰でも喪失感は感じるものです。』
『頭でそれがいいと思って行動して、感情はすぐにはついてこないのでね。だんだん落ち着いてくると思いますよ。』
「そうですね」
『悲しいってのは何を悲しく思います?』
「恋人ともうこれで終わりなんだって、なんだかそれが悲しいです。」
『もう関わりたくないとは思うけど、それと悲しい寂しい気持ちもある感じですか?』
「…そうですね。」
「今は、関わりたくないし、相手が死んだものだと思いたいって思っています。悲しいのは、昔の気持ちを思い出しているんだと思います。」
「鬱になってカウンセリングに通い始めてからしばらく、恋人にまた会えるように、恋人とまた付き合えるように、それが頑張る理由だったので」
「きちんと別れをしたことで、その理由がなくなってしまったので…なんだかそのときの感情と今の現状とが、変に結びついている…というか」
『今は、色んなことが起こって、感情が湧き上がっているんですね。頭は今にいるけど、心は昔に戻ったり今に戻ったりしてるんですね。』
『カレンダーを見て、2024年7月23日だ!って意識を今に引き戻してあげるといいと思います。すごく状況が動いたのでその反動がきているんだと思うこで、時間とともに落ち着いてくると思いますよ。』
『嫌なことは嫌なことでつらかったことなので、思い出すことはこれからもあると思います。けど、そのうち思い出しても感情に支配されずになれるようになると思いますよ。』
「そうですね。」
『職場復帰訓練だけで見たら、結構順調ですか?』
「そうですね、まだ午前中だけですけど、午前中だけならぐったりせずに過ごせてます。」
『今の予定でいくと、来週は午前中で、再来週から午後もですよね?午後は大丈夫そうですか?』
「大丈夫だと思います…お昼跨ぐのがちょっと不安があるんですけど、それを越えれば大丈夫かなと思います。」
『それはよかったです。』
「スケジュールを早めるのは、しないほうがいいですよね」
『早めるのはしないほうがいいです。選択肢があったら、楽なほうを選びましょう。』
「そうですね、来週からもう午後まだでもいいかなってちょっと思ったんですけど」
『そういう真面目なところは、〜〜さんのいいところだと思います。けど今は、楽な方を選びましょう。』
『余裕があるのはいいことなので、その余裕をランチどこ行こうかな?とかに向けてみたらどうでしょう?』
「たしかに、いいですね。」
『時間が伸びたり正式復帰したら、お昼休憩も1時間くらいですよね?いまは時間を気にせずゆっくり食事ができます。』
「たしかにいいですね、今だけですもんね。」
『一生懸命働くのはいつでもできますからね。』
職場復帰訓練に余裕を感じると、すぐに負荷を増やしてみようだとか、復帰に向けて意識を持っていってしまいます。
けど今は、ゆっくり行こうと思います。
また来週診察とカウンセリングです。
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