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ロディオラのすゝめ
ロディオラとは
ロディオラとはイワベンケイ(岩弁慶)とも言われる高山植物の一種です。
ロディオラの根は、アダプトゲンと呼ばれる、人の体が様々なストレスへ対応出来るように手助けするハーブであると考えられています。
ロディオラの効果
・ストレスの軽減効果
ロディオラは長い間、人の体のストレスに対する抵抗力を高めるアダプトゲンとしての働きがある天然の物質と知られてきました。
ロディオラは慢性のストレスで起きる燃え尽き症候群などの症状を緩和するとも考えられています。
・倦怠感への効能
ストレス、不安症、不眠などは、身体的・精神的な疲労感の原因となる倦怠感につながる要因です。
ロディオラは、そのアダプトゲンとしての機能から、倦怠感の軽減に役立つと考えられています。
・うつ病の症状軽減効果
うつ病は頻度も高く、それでいて深刻な病気で、人の感情や行動に悪影響を及ぼします。
ロディオラは、脳内の神経伝達物質のバランスを改善することで、抗うつ作用を発揮する可能性が示唆されています。
・脳機能の改善効果
ロディオラは、精神的な疲労の軽減することが示唆されています。
・運動パフォーマンスの改善効果
ロディオラは、運動パフォーマンスの改善効果も期待されています。
・糖尿病コントロールへの効能
糖尿病は、体のホルモンであるインスリンの産生、もしくはインスリンへの感受性が低下して、血糖が上昇して起きる病気です。
ロディオラが糖尿病のコントロールに有用である可能性が示唆されています。
糖尿病のある方で、ロディオラの摂取を検討する際には、必ず医師や栄養士に事前に相談しましょう。
・抗癌的な作用の可能性
サリドロシドはロディオラに含まれる強力な化合物の1つで、その抗癌作用について調査がされています。
ロディオラの摂取方法
ロディオラの抽出液は、カプセルや錠剤など、色々な形で手に入ります。
また、お茶などの形態でも手に入りますが、用量が正確に調整できる錠剤を好む方が多いようです。
ロディオラの摂取量
ロディオラは空腹時に摂取することが望ましいとされていますが、内服による興奮効果もあるので入眠前は避けた方が良いでしょう。
ストレス、倦怠感、抑うつなどに対する、ロディオラの望ましい摂取量は1日400-600mg程度と言われています。
運動のパフォーマンス向上を期待してロディオラを摂取する場合は、1日200-300mgを運動開始1-2時間前くらいに摂取すると良いでしょう。
ロディオラの副作用
ロディオラは安全で内服も問題なく摂取できると言われています。
最後に
研究ではロディオラが身体の運動などの身体的ストレスや、倦怠感や抑うつなどの精神的ストレスに対する対応力を増強するとされています。
また、試験管内の実験や動物を対象とした研究では、ロディオラの癌治療や糖尿病における効能も調査されています。
しかし、今後の人を対象とした研究の結果確認も必要でしょう。
ロディオラには多くの健康への効能があり、推奨される量で摂取する分には副作用のリスクも低く、安全であると考えられています。
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