現在地をたしかめる
noteを隔週投稿に変更しよう、と決めて数日で自分で自分の決定を取り下げた。
「今週は投稿しないんだ」と思うと、なんだか口のなか・頭のなかがいっぱいになってきて、このままでは自分がしっちゃかめっちゃかになってしまう、と思ったので、結局今までどおり書きたいときに書くことにした。
なにかを書くことで自分を整理していたんだなあ、と今更ながら気づいた今日この頃。
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はじめに
季節や学期や、なんらかの区切りごとに自分の現在地を確認したくなる。
自分がしていることはなんなのか、いま自分はどこにいるのか、これからなにをしてどこへいこうとしているのか・・・そういう全部を確かめることで、自分というものの輪郭を思い出し、自分が誰なのか忘れないようにしているのだと思う。
自分のなかにたくさんの自分がいて、ぼけっとしていると自分が自分を追い越してどこかへ走り去っていってしまうような感じがする。逆に、また別の自分はどこかに置いてけぼりにされて、ずっとそこから動けないまま立ちすくんでいる感じもする。
だから、そういう自分を全部かき集めて、それぞれがいまどこにいるのか、どう結びついているのかを確かめなければならない、という気持ちになるのだと思う。
◆ 近況報告
わたしは今週からまた大学がはじまって、心も身体もなかなか追いつかず疲れ切っている毎日です。ちょっと前になんだか無気力になってしまう期間を挟み、最近は秋たのしいな〜冬たのしみだな〜という感じでまったり生きています。
そのほか、箇条書きで簡単な近況報告をしておきます↓
YouTubeで【たむらかえ2】をよく見て笑っています
猫のブローチをあたらしく買って、それをマフラーとかコートとかニットにつけるのがたのしみで、冬を待ち遠しく思っています
1年ぶりくらいに部屋を模様替えして、かなりいいきぶん
バイトで中学生から、「本からそのまま出てきたみたいな雰囲気でみんなとはちょっとちがう、いつもかわいいよね」という、いままでの人生でいちばんの褒め言葉をいただきました
お鍋食べたい。土鍋買おう。
◆ 夏休みの終わり
大学生活最後の夏休みの振り返り。
・この夏休みは、ひとりで熊本に行ったり、恋人と佐渡島に行ったり、先生たちと沖縄で哲学対話したりと、いろいろな場所で過ごした。行く先々であたらしい自分に出会うし、あたらしい考えが走り出す。
・おばあちゃんのおうちにもちゃんと行けて、あさ掃除機の音で目覚めるとか、勝手口を開け放したところから見える柿畑の濃い緑色とか、張り切って作りすぎた麻婆豆腐をいっぱいに頬張るとか、そういう幸せをたくさん感じた。
家族とのどうしようもない関係を一生懸命受け止めようとしながら、まだまだうまくいかずに泣きながら目覚める日もあるけれど、でもわたしにはこんなに幸せな瞬間があって大切な人たちがいるという事実を今は抱きしめていたい、と思った。
・積読はけっこう消化できて、読書感想文も(罪滅ぼしのように)進められたので自分としては及第点。卒論もかなり進捗が出せたし、先生たちに応援してもらってどうにか書き切れそうな予感がしている。
ジンは夏休み中には作れなかった、でも代わりにうれしいお知らせがもうすぐできそうです!
・思い切ってYouTubeはじめたんだけど、あまりにも向いていなくてめげそう。そもそも映像媒体の記録とか自分を撮ることとかが特に好きじゃないんだなと再確認した。こんなに動画編集とか動画撮影が苦手なのはどうしてなんだろう。
◆ 秋学期のはじまり
秋学期がはじまった。正真正銘の最後の大学生活。
なんでも、「これで最後だ」とか「これが終わりの始まりだ」と思ってしまってなんとなく腰が重い。
・今学期、なんと授業が8コマくらいある。大学4年生とは思えない時間割に、自分でもびっくりしてしまう。もう大学の授業受けられないと思うと譲れなくて、ちょっと無理しながら授業を詰め込んでみた。他大の授業(春学期とはさらに別の場所)があるのでちょっぴり緊張している。
・卒論と闘う日々。分量とか進め方とかの問題ではなく、自分の書きたいことがちゃんと書けるかが心配。能力的にも、身体的にも、精神的にも。自分にとっても近しい問題を扱うので、書くことの影響をすごくダイレクトに受けてる感覚があって、書いたことで自分が変化し、変化した自分がまた何か書く、ということを繰り返していて終わりが見えない。
・バイトは引き継ぎの段階になってきたので、ひとをいっぱい褒めたりポジティブな報告をしたりする係になりたいなと思っている。いままでサークルやバイトを通していつも「自分に何ができるのか」を考えてばかりだったけど、結局いまでもそれはよくわからなくて、割となんでもできるんじゃない?という感じに落ち着いている。現実問題、年末の学費の支払いに向けてお金を稼がねばならない。
・どうやら、半年後に社会人になるらしい(まだ受け入れられない)。働くことへの抵抗感や自分の無知さを少しでもマシにしたいと思って、インターンできませんか、と相談してみたりしている。この歳になってもまだまだ「将来の夢ってなに?」と聞かれるので、目先の仕事だけに心を奪われずもっとでっかいことも夢見続けていたいなあ。
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おわりに
不安とか寂しさとか疲労とかで押しつぶされそうな毎日だけど、振り返ってみると自分が(右往左往しながらも)歩いてきた足跡が確実に残っていて、たまにそれを見つめるとエネルギーがチャージされてまたがんばれそうな気がする。
なんでも終わっちゃうのはかなしいから、大学卒業後も続けられるようなことをちょっとずつ始めて、大学生のわたしから社会人のわたしへ、わたしの人生の引き継ぎをはじめていきたいと思っています。
この先もぼちぼちがんばります。
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