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本の紹介「愛するということ」 その1

こんにちわ!ひとみです。
今回もよろしくお願いいたします(^-^)

エーリッヒ・フロムの
「愛するということ」という
本について

紹介していこうと
思いますので、
よろしくお願いいたします。

そして、
紹介するにあたって

なんだか心配になって
もう一度
読み直してしまいました(笑)。

こういう本は
読んでいるときの
自分のコンディションによって

受け取り方が変わってきます。

理解の幅も変わってきます。

読み直してみて、
改めて深いな~
感じました。

約60年前の本なので、
時代背景から
書いていきますね。

これまで宗教が
支配してきた

ヨーロッパの文化は、
産業革命がおこり、

一気に資本主義へと
変化しました。

資本主義社会になると、

これまで信じられていた
「神」の存在に

疑問が出てきます。

例えば「愛するということ」の中には
ノアの方舟の話が出てきます。

ノアの方舟は

ご存じだとは思いますが、
聖書に載っているお話です。

これまで人間の寿命は
600歳とか
凄いびっくりすることが

書いてあります。

神様からお借りした
世界のなかで
自由に過ごしても

よかったのですが、

神様は
新しく世界を
作り直すことにした
そうです。

その世界を作り直すために

ノアという人と
いろいろな動物のカップルだけを
船に避難させ

洪水を起こして
世界を作り替えた

というお話です。(ざっくりですが)

このお話にフロムは

「ノア以外の人間が
 気に入らなかった」

という表現をしています。

初見は吹き出しました(笑)

でも、
それまでの世界は

神様に気に入られるような
「善行」を行わないと

そうやって
滅ぼされてしまうという
語り継ぎ
があって

そのために
人は善行を積んで

神を崇めて
お祈りして

神様のご機嫌を
取る必要があった。

そしてもともと
原罪といって
人間は罪を背負って

生きているそうです。

なので、
如何に神様から
お許しを得るかによって

生き易くなったり
あの世に行く切符がもらえたり

という世界観
だったわけです。

それが
科学が発展してきて
資本主義となり

お金を持っている人が
偉くなって

その他の労働層は
機械のように
働くことを求められ

なにやら
神のお許しとか

神様が何とかしてくれる世界では
なくなってしまったわけです。

もっと言うと
「自己責任」という言葉が

全面的に表に出てきたわけです。

日本はそこまでではないですが、

アメリカでは
しっかり今もその文化を
引き継いでいるので、

共同で助け合う
みたいなことはなくて

「施し」や
「寄付」で
お金持ちが貧しい人を

「助けてあげる」文化です。

(端的に言えばですよ。

 批判をしているわけではないし、
 100%その通りでもなくて

 でも、
 日本に寄付の文化が
 根付きにくくて

 アメリカでは当たり前になっているのは

 そういう背景があるということを
 いいたいだけですよ)

そして、
そんな文化的な背景の中で
「愛とはいったい何なのか?」について

心理学的側面や
哲学的側面を交えながら

書かれている本です。

この本には
「愛は技術である」
書かれています。

「落ちるもの」とか

「独りよがりなもの」は

愛ではありません。

恋に落ちるとは言いますが、

愛に落ちるとは
言わないですもんね。

一瞬のときめきや

その時に
激しく燃え上がるものは

誰しも経験があると思います。

でも、
それは愛ではないそうです。

なるほど、
わたしもそうだと感じました。

激しく燃え上がったら
あとは燃え尽きるだけで、

持続させることはできません。

恋には瞬間や瞬発力はありますが、

愛はもっと
永続的なもので

持続可能なもので
あるべきです。

(昨今のエネルギー事情みたいですねw)

この本では

母親の愛と
父親の愛

兄弟愛に
異性愛など

それぞれについて
解説されていますが、

たくさん紙面を割いているのは
神の愛についてです。

でも、
この「神」の存在も
「愛」の観点から定義すると

とても矛盾に満ちたものになります。

さらに、
「愛」を突き止めて考えると

「人」って何ぞ?
という話にまで
広がります。

あなたは「人」とか「神」とか
どのように定義しますか?

以前に誰かが
言っていたことで、

人だけが不完全で
頑張らないと生きられない

と言っていました。

わたしはアロマテラピーのイ
ンストラクターもしていますが、

草花は
与えられた環境の中で

如何に成長するか
体現しています。

その気温や土の性質、
周囲に飛んでいる虫や
病気(菌)、

近くにある植物など

それらの中で
より良い状態になろうとしている
そんな風に捉えました。

でも、
人は与えられた環境の中でも

「頑張らない」選択も
できる
わけで、

よりよく生きようとするには
相当な努力がいる
ように
感じるそうです。

なるほどと思う反面

実はすべての植物は
全部「根っこ」になりたいと
思っている。

という話を
聞いたことがあります。

花は花ではなくて
根っこになりたかった。

茎は茎ではなくて
根っこになりたかった。

そう考えると
根っこになれなかった茎は
根っこになれなかった花は

ずっと残念な気持ちを
抱いたまま
生きていくんでしょうか?

…おそらく根っこのほうが
環境が良いのだと思います。

土の中にも
菌などの脅威は
あるんですが、

花や茎は
虫とか風とかに
痛められやすいですよね。

では、
人は?

そして、
人にとっての「神」は?

…さて、だいぶ長くなってきましたので、
この続きはまた明日
書いていこうと思います。

しばらくお付き合いくださいね。

そして、
感想やあなたの考えを
お聞かせください。

あなたの幸せの形を
教えてくださいね!

そして、今日が
ハッピ~でラッキ~な日で
ありますように♡

ここまでお付き合いいただきまして
ありがとうございます

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