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【天然皮革モデル】

2023年 春夏モデル
adidas Originals Stan Smith
[FZ6436] (コアホワイト/オフホワイト/コートグリーン) 14,300円 (税込)
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待望の天然皮革モデルとなります。

『アディダスから天然皮革のスタンスミスが発売された』と書くと、詳しい方は「えっ、今頃?もう持ってるよ、スタンスミス LUXでしょ?」とか「スタンスミス 80sでしょ?」と、そう思われるかもしれませんが、違います。
先の2つのモデルだと、スタンスミス 80s (22,000円)、スタンスミス LUX (16,500円)、いわゆる普通の(=合成皮革)スタンスミス (10,890円)と比較して、それなりに高額で発売されていますが、今日ご紹介のスタンスミスは、天然皮革モデルながら、14,300円のモデルとなります。
「天然皮革のスタンスミスは色々あるけど、何が違うの?」と思われるかもしれませんが、新発売の(ちょっとだけ安めの)スタンスミスは、アッパーは天然皮革ですが、ライニングは合成皮革です。

"昔と変わらない値段で天然皮革"と、思って頂ける商品でもあります。

スタンスミス LUXは、ヒール部分の色が濃く、ライニングがブラウン系の配色となるので、いわゆる普通のスタンスミスと比較すると、好みが分かれるデザインでもありました…
天然皮革で新発売された今回のスタンスミスは、少しエイジングされた様なオフホワイトで、ヒールはやや薄めのお色、ライニングは合成皮革ではありますがホワイトで仕上げられています。
天然皮革のスタンスミスにこだわる方が、どのくらいいらっしゃるのかは分かりませんが、『大人の方の足元に合うスニーカー』という立ち位置を考えた時、世界の定番でもあるスタンスミスが、合成皮革なのは正直どうなんだろう?と、バイヤーでもある中の人はずっと思っていました…

少しエイジングされた様なオフホワイトのお色となります。

今回のモデルが、来季も継続するのかは分かりませんが、「定番だからいずれ買おう」と思っている内に廃番になって買えないという事は、今までにも何度もありました。
生産国が変わるとか、仕様が変わるとか、最近の傾向では"急に値上げされる"とか、昔と比べて「今すぐ買わなきゃ!」と、即決を求められる機会が増えている様に感じます…
天然皮革だからという理由だけで3,410円ほど割高になっていますが、『天然皮革のスタンスミスが欲しい!』と思っている方にとっては"昔と変わらない値段で天然皮革"と、思って頂ける商品でもあります。
当たり前ですが、アディダスジャパン(株)から仕入れた国内正規品で、並行輸入品ではございませんので、ご安心してお買い求め下さいませ。

ヒールはやや薄めのお色、ライニングは合成皮革となります。

少し脱線してずっと昔の話をしますが、1990年代初期のフランス製、スペイン製、最後のフランス製、アジア工場に移転した当時の台湾製、モロッコ製、中国製、インドネシア製、つまり1990年代にロードサイドの大型店で投げ売りされていた頃のスタンスミスには、靴のサイド部分に「STAN SMITH」という箔押しのロゴはありませんでした。
2001年に日本国内限定モデルが展開された際に、シルバーの型押しロゴが足首側に入ります。
2009年〜2011年のスタンスミス80sでロゴが無くなり、2014年の2年ぶりの復刻でも天然皮革版・合成比較版ともにロゴ無し、2015年のガラスレザーでもロゴ無し、2016年の復刻で、足首側のパンチングの内側に、ゴールドの型押しロゴが登場します。

アウトソールも、少しエイジングした様なお色となります。

ちなみに、1975年頃のオリジナル版のアディダスハイレット (スタンスミスの前身モデル)では、(向かって右側)足首側と真ん中のパンチングのちょうど真ん中辺りに、グリーンで「STAN SMITH」のロゴが入り、ヒールに三つ葉のトレフォイルロゴは入りません。
古着屋でオリジナルのフランス製を買い求め世代の方も、アジア製のモデルを普段履きしていた方も、久し振りの復刻で一大ブームになった頃に買った方も、天然皮革版終売だから…と記念に買った方も、あるいは昨日購入された方も、スタンスミスはさまざまな世代の方が目にして来た、まさに『世界で一番売れたスニーカーとして、ギネスブックに認定されているスニーカー』です。
ロゴ入りでもロゴ無しでも、スタンスミスという永遠のアイコンには変わりないので、小さい事は気にせずに履いて頂ければと思います♪

天然皮革特有のモチモチ感は、スタンスミスによく合います。

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