自分に「まるっと全部」OKを出すと

いま現在の自分の、できてるところも、ダメダメなところも、全部まるごとOKを出す、それが自己肯定感が高いこと、と昨日書きました。
昨日の記事はこちら。

では、OKが出せるようになると、どんな変化が起きるのでしょう?


まるっと自分にOKが出せると

今の自分にOKを出す=進歩が止まる??

まるごと「今時点の」自分にOKを出すことは、そこで歩みを止めることではありません。

ダメな自分も「よしよし」と抱きしめつつ、それでも改善したいなら、改善していくものです。

不思議なことに、「ダメじゃない!こんなこともできてなくて!」と自分に叱咤激励しても、改善はできていかないんです。叱咤された自分はひるみ、縮こまり、ますますガンとしてその状態から動かなく(動けなく)なるばかりです。

まるで、北風と太陽のお話のようですね。


他人のことをあれこれ思わなくなる

あの人、もっと〇〇した方がいいのに。
あの人、全然◇◇できてない。

などなど、気になる他人はいますか?

まるごと今の自分にOKを出せると、他人のことが気にならなくなります。
だって、その人も今進化の途中なのだと確信するから。

どんな人だっていいんです。その人が自分の課題を持って生を受け、環境を選んで、後天的に性格やら癖やらを抱えて今を生きているんです。そして人生かけて、何かを達成しようとしているのです。

その人の人生の、たった一つの断面だけ切り取って、あ~だこ~だというのは余計なお世話です。

他人の言動が気になる場合は

他人の言動が気になる、ひとこと言ってやりたくなる(上から目線でお説教したくなる)、そんなときは次の二つのことが考えられます。

1.自分が本当はやりたいけれどガマンしていることを、その人がやっている時

2.自分の中にある「~でなければならない」を刺激している時

1と2は似ていますが、1は実際は自分がガマンしていることで、2は自分ではやるつもりはないけれど、「~でなければならない」というジャッジに触れることをしている時です。

1は、なぜガマンしているのか自分に問うてみる。「本当にガマンしなければいけないのか」

2は、自分の中にある「~でなければならない」を言語化してみる。そしてそれは「そのジャッジは本当にそうなのか」「これから先も持ち続けるのかか」を問うてみる。
あと、0か100かではなく、グラデーションを持たせて、「自分ならその中のこの辺りを採用する」ということをやってみる。。。

そう、ジャッジが強い人は、0か100かの思考の傾向もあります。そこをグラデーションをもたせてみる。


承認を外に求めなくなる

まるっと自分にOKが出せると、もう、他人からの承認を求めなくなります。自分はこれでいいんだ、という軸(自分軸)がどんどん太くなっていきます。

「どうすればいいですか」「これでいいですか」がなくなる

これは幼少期からの癖もあって、常に「誰か」のGoサインを必要としてきました。

子供の頃は、何をやっても母にダメ出し&やり直しをされるので、やる前に「これでいい?」と聞く癖がついていたのです。

さらに、「これしたら怒る?」と言う聞き方をしていて、母に嫌がられていました。だって、本当に怒るんだもの。。。仕方ないじゃないねぇ?

ここ数年でも、何人かのメンターにつきましたが、都度、「これをやったら褒められるかな」「これをやらなかったら叱られるかな」と、そんな観点でしかものを見られなくなっていました。

これはすっかり他人軸です。

師匠の言うことは絶対。120%きかなくては! と思ったとしても、最後は自分の人生。自分のシナリオ。メンターが敷くレールの上を走るわけではないのだから、自分の思うままに存分にやって沢山失敗すればいいだけのことなんです。

それでちょっとばかり回り道したとしても、全てが学び!なのですから。ショートカットだけが正しい答えではないんです。


やっと自分の足で歩き始める

端から見たら、メンターから見たら、あらあら、それではいずれコケますよってこともあるかもしれない。

でも、動く前からあれこれ考えてばかり、「これでいいですか」と聞いてばかりでは進めません。

今の自分にOKを出し、自分のアイデアを試し、たくさん失敗して、自分なりのゴールを目指せばいいんです。

いちいち誰かの「いいんじゃない?(やってみれば?)」をきかなくてOK。だって、どう転ぶか誰にもわからないし、一見失敗に見えても全て私の肥やしになるんだから。



私に関わる全ての人に元気と勇気を!
そしてその人の変化を有形無形で応援していきます!!!

自分に「まるっ」を付けられていますか?どんなあなたでもOKなんですよ。
ちか (2024.1.21)





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